JLPT N4 – Reading Exercise 14

#51
Furigana

1964年せんきゅうひゃくろくじゅうよねん東京とうきょうオリンピックのころから、日本にほん経済けいざいはやいスピードで発展はってんはじめた。それと一緒いっしょ東京とうきょうはごみがどんどんおおくなってきました。みんながものを大切たいせつ使つかうより、てるほうがいいとおもってなんでもてるようになったからです。

東京とうきょうまちのごみにはいろいろなものがてられています。まだ使つかえるテレビやステレオ、冷蔵庫れいぞうこ椅子いすなどがててあります。そのほか、家庭かていではプラスチック製品せいひんをたくさん使つかっています。スーパーではにく果物くだものもプラスチックにれてっています。ですから、それを毎日まいにちうとプラスチックのごみがえてしまいます。スーパーでのもの便利べんりでいいのですが、これがこまった問題もんだいです。わかひとはコーラやジュースをよくみますが、んだあとかんもごみになります。また、会社かいしゃではコピーやファクシミリを使つかうので、かみがたくさんてられます。

それで、東京とうきょうにごみをてる場所ばしょがなくなってこまっています。いままでは、なにかんがえないですぐてていました。しかし、新聞紙しんぶんしからはトイレットペーパーやノートをつくることができます。「このように」これからは使つかったものをもう一度いちど使つかうことをかんがえなければならないでしょう。日本にほん外国がいこくから石油せきゆ木材もくざいなどたくさんの資源しげん輸入ゆにゅうして、いろいろなものをつくっています。一度いちど使つかったものをまた使つかえば、その資源しげん大切たいせつ使つかうことができるのです。

Vocabulary (69)
Try It Out!
1
東京では人々はどうしてそんなにたくさんゴミを捨てるのか。
1. 東京にはゴミ捨て場がたくさんあって、捨てるのに便利だから。
2. プラスチック用品はゴミになるのがとても速いから。
3. 経済の発展で生活がゆたかになって、物を大切にしないから。
4. 店では売っている商品を不必要な紙で何度も包んでいるから。
2
「このように」とあるが、どのようにすることか。
1. 物を少なく作ること。
2. 物をたくさん作ること。
3. 使ったものをもう一度利用すること。
4. 使った物をゴミ捨て場に捨てないこと。
3
著者の考えに合うものはどれか。
1. 資源の少ない日本では、市民達にゴミの捨て方をもう一度考え直してほしい。
2. 東京のような都市では人が多いので、たくさんのゴミが出てもしかたがない。
3. 品物にはできるだけ紙や袋などを使わないようにしてほしい。
4. 外国から石油を輸入する一方、ゴミを外国へ輸出すればいい。