アメリカのサムさんは10年前、海の近くで、1匹の犬を見つけました。犬は体がぬれて震えていて、とても寒そうでした。サムさんは犬を家に連れて帰って、「バディ」と名前をつけました。 今年、バディは病気になりました。獣医は「もう最後のときです」と言いました。サムさんは、バディが冷たい病院で最後を迎えるのは嫌だと思いました。最後の時間は、安心できる場所であってほしいと思いました。
サムさんは、昔バディと会った海の近くに連れて行きました。そして、長い間使っていた古い毛布を広げて、2人で暖かい食事をしました。静かに波の音が聞こえていました。
バディはサムさんを見て、やさしい笑顔を見せました。そして、サムさんの手に頭をのせて、静かに目を閉じました。
サムさんが最後に撮った写真には、バディの笑顔が残っていました。