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フェノール

[フェノール]
〖phenol〗
(1)特異な臭(ニオ)いのある, 無色または白色の, 水によく溶ける針状結晶または結晶性のかたまり。 化学式 C6H5OH コールタールの分留により, またはベンゼンを原料とする化学合成によって得る。 防腐剤・消毒殺菌剤とするほか合成樹脂や染料・爆薬など種々の化学工業の重要原料。 石炭酸。
(2)芳香族化合物で, ベンゼン環に結合した水素原子が水酸基で置換されたものの総称。

Palavras Relacionadas

フェノール類

フェノール > フェノール類 有機化学において、フェノール類(フェノールるい、phenols)は芳香族置換基上にヒドロキシ基を持つ有機化合物を指す。フェノール類のうち最も単純なものはフェノール C6H5OH である。複数のヒドロキシ基を有するものはポリフェノールと呼ばれる。フェノール類を指して phenolic

4-ニトロフェノール

4-ニトロフェノール (4-nitrophenol) はニトロ基を有するフェノール化合物であり、別名としてp-ニトロフェノール、4-ヒドロキシニトロベンゼンとも呼ばれる。CAS登録番号 100-02-7、化審法3-777。PRTR第1種239。分子式 C6H5NO3。 分子量139.11、沸点279°C、融点113–114°C、蒸気圧9

フェノール酸

ホースグラム中の天然フェノールの大部分は、プロトカテク酸、4-ヒドロキシ安息香酸、バニリン酸、コーヒー酸、p-クマル酸、フェルラ酸、シリング酸、シナピン酸等のフェノール酸の形をとる。 担子菌類においてもフェノール酸が見られる。また、腐植土の主成分であるフミン質の一部を構成する。 ヒトの尿にも多くのフェノール酸が含まれる。

モノフェノールモノオキシゲナーゼ

モノフェノールモノオキシゲナーゼ(monophenol monooxygenase)は、フェノール(チロシン)を酸化する酵素である。銅を含み動植物の組織に存在する。チロシンを酸化させることによりメラニンやその他色素を合成する。皮を剥いたりスライスしたりしたジャガイモが黒くなるのはこの酵素のためであ

ビスフェノールA

ビスフェノールA (bisphenol A, BPA) は化学式 (CH3)2C(C6H4OH)2 の有機化合物である。白色の固体であり、有機溶媒に溶けるが水には溶けにくい。一般には粉体であり、粉塵爆発を起こすことがあるため扱いに関して注意が必要。2つのフェノール

ジクロロインドフェノール

ジクロロインドフェノール(DCIP)は青色で還元により無色となる酸化還元指示薬。ジクロロフェノールインドフェノール(DCPIP)ともいう。 そのままでは水に不溶であり、通常は暗緑色のナトリウム塩(CAS 620-45-1)として流通している。 弱アルカリ性水溶液において青色を呈し、吸収極大は600

フェノールスルホンフタレイン

フェノールスルホンフタレイン (phenolsulfonphthalein) とは色素の一種で、水溶液が中性では黄色、アルカリ性では赤色に変化することから、pH指示薬として用いられる化合物。別名としてフェノールレッド (phenol red) とも呼ばれる赤色の固体。

2,4,6-トリブロモフェノール

2,4,6-トリブロモフェノール(2,4,6-Tribromophenol, TBP)は、フェノールの臭素化誘導体である。殺菌剤、木材保存剤、難燃剤生成の中間体として用いられる。 天然では、海洋堆積物中に海洋動物相の代謝物として見つかっているが、工業的にも生産されている。2001年の生産量は、日本で

ワインのフェノール

にカテキン、アントシアニジン、その他のワイン成分と反応して新しいポリマー色素を形成し、色を変化させるとともに渋味を低下させる。フォリン-チオカルトー試薬を用いて定量したワイン中の平均の合計ポリフェノール含有量は、赤ワインで216 mg/100 ml、白ワインで32 mg/100 mlである。ロゼワインは82

フェノール樹脂

フェノール樹脂(フェノールじゅし、フェノール-ホルムアルデヒド樹脂、ベークライト、石炭酸樹脂)は、フェノールとホルムアルデヒドを原料とした熱硬化性樹脂の一つで、世界で初めて植物以外の原料より、人工的に合成されたプラスチックである。硬化させた樹脂は、3次元的な網目構造をもつ。

ジエノン-フェノール転位

ジエノン-フェノール転位(ジエノンフェノールてんい、英: dienone-phenol rearrangement)とは、有機化学における転位反応の一種で、酸触媒により環状ジエノンがフェノール類に変わる反応。 ジエノンフェノール転位の基質は、4,4-ジアルキル-2,5-シクロヘキサジエン-1-オンの誘導体である。これに酸触媒を作用させると

ピクリン酸

ピクリン酸(ピクリンさん、英語: Picric acid)とは、芳香族のフェノール誘導体のニトロ化合物である。いくつかの異性体を持つトリニトロフェノールのうち 2,4,6-トリニトロフェノールのことを指す。水溶液は強い酸性を示す。不安定で爆発性の可燃物であることから、かつては火薬としても用いられた。

オルトフェニルフェノールナトリウム

オルトフェニルフェノールナトリウム(Sodium orthophenyl phenol)は、殺菌剤として用いられる化合物である。2-フェニルフェノールのナトリウム塩である。 食品添加物として用いられ、E番号は、E232である。 ^ Current EU approved additives and

フェノール・亜鉛華リニメント

フェノール(2%)の防腐、消毒、鎮痒作用と酸化亜鉛の収れん作用のほか、皮膚面に塗擦すると水分が蒸発してトラガントの薄膜が残り、皮膚を保護する作用を有する。 本剤は、以下の組成からなるリニメント剤(全量1000gの場合)。 液状フェノール:22mL トラガント末:20g カルメロースナトリウム:30g グリセリン:30mL 酸化亜鉛:100g

ノニルフェノール

ノニルフェノールはアルキルフェノール類に分類される有機化合物。 プロピレンの三重合体であるノネンとフェノールの合成によって得られる。 ノニオン性界面活性剤の一種であるノニルフェノールエトキシレート(ノニルフェノールとエチレンオキシドを反応させると得られる)やゴム用老化防止剤、酸化防止剤のTNPP(

誘導体

母体の構造や性質を大幅に変えない程度の改変がなされた化合物のこと。その改変は実際の化学反応として行えることもあるが、机上のものでも構わない。 例えば、クロロベンゼンはベンゼンのクロロ誘導体、チオフェノールはフェノールのチオ誘導体と表現される。 反応中間体 同族体 異性体 類縁体 前駆体 表示 編集

3-アミノフェノール

3-アミノフェノール (3-Aminophenol) は、化学式 C6H4(NH2)(OH) で表される有機化合物である。芳香族アミンであり、フェノール類である。2-アミノフェノールと4-アミノフェノールのメタ (3-) 異性体である。 3-アミノフェノールは、3-アミノ

チオフェノール

チオフェノールは芳香族化合物で、ベンゼン環上の1つの水素をメルカプト基で置換した構造を持つ。他のチオール類と同じく独特の臭気を持つ。フェノールの酸素原子が硫黄原子に置換した構造である。チオという接頭辞は酸素原子が硫黄原子に置換した構造をもつ化合物群に対して用いられる。 誘導体として、メルチオラートなどが挙げられる。