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条虫

[じょうちゅう]
扁形動物条虫綱の寄生虫の総称。 多くは脊椎動物の腸に寄生する。 多数の体節が連なってひも状となり, 大形の種類では体長30メートルに達する。 人間に寄生するものに, 無鉤(ムコウ)条虫・有鉤条虫・広節裂頭条虫があり, 腹痛・栄養不良など種々の障害が起こる。 中間宿生はマス・ブタ・ウシ・イヌなど。 真田虫(サナダムシ)。

Palavras Relacionadas

ベネデン条虫

ベネデン条虫(ベネデンじょうちゅう、学名:Moniezia benedeni)は、ウシ、ヒツジ、ヤギ、スイギュウ、カモシカなどの小腸に寄生する条虫の1種。体長100-400cm、体幅20-26mmであり、中間宿主はササラダニ類である。なお、ウシでの病原性は低い。 ^ 日本寄生虫学会用語委員会 「暫定新寄生虫和名表」

猫条虫

猫条虫(ねこじょうちゅう、学名:Hydatigera taeniaeformis)とは、円葉目テニア科に属する条虫の1種。成虫の体長は15〜60cm、体幅は3〜5mm、頭節に4個の吸盤と額嘴を有する。虫卵はエキノコックス属条虫の虫卵との鑑別が困難である。中間宿主は齧歯類、終宿主はネコ、キツネ。猫条

多頭条虫

虫卵はエキノコックス属条虫の虫卵との鑑別が困難。中間宿主はヒツジ、ヤギ、ウシなど、終宿主はイヌ、キツネ、コヨーテなど。多頭条虫の虫卵は糞便とともに外界へと排出され、中間宿主が虫卵を摂取することにより中間宿主の腸管で六鉤幼虫に発育する。六鉤幼虫は血行性に脳や脊髄に移動し、脳共尾虫に発育する。脳共尾虫

連節条虫

虫卵は外界へと排出され、中間宿主が虫卵を摂取する。中間宿主の腸管で六鉤幼虫に発育し、血行性に筋間、皮下組織に移動し、連節嚢尾虫(連節共尾虫) Coenurus serialis に発育し、ウサギ、ヒヒ、ヤマアラシ、齧歯類などの皮下、筋肉、腹腔臓器、心筋、肺などに寄生する。終宿主には連節嚢尾虫

無鉤条虫

体は白い。頭節には額嘴や棘はなく、4つの強力な吸盤がある。普通は全長4 - 10mだが、稀に12mを超えることもある。テニア属最大種で、片節数は1,000 - 2,000、宿主体内で25年生きることもある。 ヒトが終宿主、ウシが中間宿主である。成虫はヒトの小腸に寄生する。排泄された受胎片節

拡張条虫

拡張条虫(かくちょうじょうちゅう、学名:Moniezia expansa)は、ヒツジ、ヤギ、ウシ、シカ、トナカイ、カモシカなどの小腸に寄生する条虫の1種。ペルーからブタへの感染例、エジプトからヒトへの感染例が報告されている。 体長100-500cm、体幅12-15mm。典型的な条虫

豆状条虫

pisiformis)は、円葉目テニア科に属する条虫の1種。成虫の体長は30-200cm、体幅は4-7mm。ストロビラ側縁は鋸歯状、頭節には4個の吸盤と額嘴がある。虫卵はエキノコックス属の虫卵との鑑別が困難。中間宿主はウサギ、終宿主はイヌ、キツネ、コヨーテ、ネコ、トラ、ライオンなど。生活環は、糞便ととも

多包条虫

虫卵はその体内で六鉤幼虫へと発育する。六鉤幼虫は血行性あるいはリンパ行性に肝臓や肺に移動して包虫嚢へと発育する。包虫嚢は中間宿主とともに終宿主に摂取され、その小腸で成虫へと発育する。 形態 虫卵は直径約35μmで、六鉤幼虫が中に入っている。 包虫は嚢に包まれ、包虫嚢胞を形成する。包虫嚢胞内の包虫には頭部しかない。

瓜実条虫

瓜実条虫(うりざねじょうちゅう、学名:Dipylidium caninum)は、ノミにより媒介される、犬や猫でよくみられる消化管内寄生虫の1種であり、条虫(いわゆるサナダムシ)の仲間。人獣共通感染症でもある。世界中に広く分布している。 虫体は淡紅色から白色で、伸縮運動する。固着器官として4つの吸盤と

有鉤条虫

嚢虫となる場合がある。ヒトにおいて嚢虫が脳や眼に寄生した場合は神経嚢虫症(Neurocysticercosis、NCC)など重篤な症状を示す。 2014年にインドで男性の体内からおよそ188cmの有鉤条虫が摘出された例があるが、成虫は8メートルを超えることもあるという。 予防法は、生の豚肉や火

単包条虫

虫卵を中間宿主が摂取しその体内で六鉤幼虫へと発育する。六鉤幼虫は血行性あるいはリンパ行性に肝臓や肺に移動し包虫嚢に発育する。終宿主への移行は中間宿主の捕食により起こり、その小腸で成虫へと発育する。 形態 虫卵は直径約35μmで、六鉤幼虫が中に入っている。虫卵の形態は単包条虫の物も多包条虫

胞状条虫

虫卵が糞便とともに外界へと排泄され、中間宿主が虫卵を摂取するとその腸管で六鉤幼虫へと発育する。六鉤幼虫は血行性に肝臓や腹腔に移動し、細頸嚢尾虫 Cysticercus tenuicolis へと発育する。終宿主が細頸嚢尾虫を摂取すると原頭節が小腸粘膜に吸着し成虫へと発育する。

裂頭条虫科

Pyramicocephalus Monticelli, 1890 ウオノハラムシ属 Schistocephalus Creplin, 1829 スピロメトラ属 Spirometra Faust, Campbell & Kellogg, 1929 マンソン裂頭条虫、 Tetragonoporus Skryabin

マンソン裂頭条虫

虫卵は外界に排出され、水中で孵化してコラシジウムに発育する。コラシジウムは第一中間宿主に捕食され、その体腔でプロセルコイド(前擬尾虫)へと発育する。プロセルコイドは第一中間宿主とともに第二中間宿主に捕食され、その体内でプレロセルコイド(擬尾虫

裂頭条虫症

異食症などの症状を示す。人体寄生例ではマンソン裂頭条虫のプレロセルコイドが頭蓋内、脊髄、心嚢内、眼瞼などに寄生し、周辺組織の圧迫、壊死により重篤な障害を与えることがある(マンソン裂頭条虫幼虫症)。糞便材料よりMGL法、AMS法などの沈澱虫卵法によって虫卵を検出することにより診断する。治療には成虫に

広節裂頭条虫

広節裂頭条虫(こうせつれっとうじょうちゅう、学名:Diphyllobothrium latum)は、扁形動物門条虫綱真性条虫亜綱擬葉目裂頭条虫科に属する寄生虫の1種で、ヒトの小腸に寄生する。ミゾサナダとも。いわゆるサナダムシの1種で、体長は5-10mに達する。頭節には一対の吸溝を有し、宿主の腸粘膜に吸着する。

虫

(1)人・獣・鳥・魚・貝以外の小動物。 多く, 昆虫をいう。 (2)美しい声で鳴く昆虫。 マツムシ・スズムシなど。 ﹝季﹞秋。 《行水の捨て所なき~のこゑ/鬼貫》 (3)人に害を与える小動物。 人の体内にすむ寄生虫や, ノミ・シラミ・シミなど。 「~がわく」 (4)子供の体質が弱いために起こる病気。 虫気(ムシケ)。 「疳(カン)の~」 (5)人間の体内にあり, さまざまな考えや感情を起こすもとになると考えられているもの。 「~が知らせる」「ふさぎの~が起きる」 (6)何かをしようとする考え。 「浮気の~が起きる」「悪い~が頭をもたげる」 〔多く, よくない考えについていう〕 (7)癇癪(カンシヤク)。 「小町田も性来(ウマレツキ)疳癪持だし, 田の次も~のある人間だから/当世書生気質(逍遥)」 (8)一つの事に熱中する人。 「本の~」「芸の~」 (9)ある特定の性向をもっている人。 他の語と複合して用い, その人をあざけっていう。 「泣き~」「点取り~」 <i>~がい・い</i> 自分の都合ばかり考え, 身勝手である。 ずうずうしい。 「~・い話」 <i>~が起こ・る</i> (1)子供が疳(カン)の強い状態になる。 (2)人間の体内にいると考えられている虫が動き出して, 何かをしようとする。 虫が騒ぐ。 「浮気の~・る」 <i>~が納ま・る</i> 怒りがおさまる。 癇癪(カンシヤク)がおさまる。 <i>~が齧(カブ)・る</i> (1)腹痛が起こる。 「つれの者が少し~・るさうだから宿をおたのみ申しやす/滑稽本・膝栗毛 5」 (2)産気づく。 「しきりに~・ると見え/滑稽本・膝栗毛(発端)」 <i>~が嫌・う</i> なんとなく気にくわない。 虫が好かない。 「~・ふと見え, 落雷に驚いて/真景累ヶ淵(円朝)」 <i>~が知ら・せる</i> 何かが起こりそうな予感がする。 <i>~が好かない</i> なんとなく好感がもてない。 虫が嫌う。 「~ない奴」 <i>~がつ・く</i> (1)衣類・書画などを虫が食い荒らす。 (2)未婚の女性などに愛人ができる。 「箱入り娘に悪い~・く」 <i>~の合方(アイカタ)</i> 歌舞伎の下座音楽の一。 大鼓・小鼓・松虫・オルゴールを交えた三味線曲で, 世話狂言のさびしい情景を表す。 「塩原多助」の庚申塚(コウシンヅカ)の場や「忍ぶの惣太」の梅若殺しの場など。 <i>~の息(イキ)</i> 今にも死にそうな弱々しい呼吸。 <i>~の居所(イドコロ)が悪・い</i> ちょっとしたことにも機嫌を損ねやすい状態にある。 <i>~の知らせ</i> 何の根拠もないのに, よくない出来事が起こりそうだと心に感ずること。 <i>~も殺さない</i> 性質が穏やかでおとなしい人のたとえ。 「~ない顔をして心は鬼のようだ」 <i>~を起こ・す</i> 子供が虫気(ムシケ)を起こす。 <i>~を殺・す</i> 腹が立つのをじっと我慢する。

日本海裂頭条虫

日本海裂頭条虫(にほんかいれっとうじょうちゅう、学名:Dibothriocephalus nihonkaiensis シノニム:Diphyllobothrium nihonkaiense)は、裂頭条虫目裂頭条虫科に属する条虫の1種。成虫の体長は最大で10 m、体幅1

条条

(1)一つ一つの箇条。 「右の~厳(オゴソカ)に相守れ/近世紀聞(延房)」 (2)草や木が乱れ茂っていること。 「琥珀の櫛は~の翠(ミドリ)を解く/虞美人草(漱石)」