1984年、イギリスのフィルさんは22歳のとき、自転車でイングランドからオーストラリアのシドニーまで旅をしました。フィルさんは友だちと一緒にヨーロッパ、アジアを通って、長い距離を走りました。そのとき、たくさんの写真を撮りました。
40年後、フィルさんの息子ジェイミーさんも、同じ22歳で同じ旅を始めました。ジェイミーさんは父の写真と同じ場所、同じポーズで写真を撮りました。ジェイミーさんはイングランドからシドニーまで、1年7か月かけて2万5000キロを自転車で走りました。
ジェイミーさんは父の話を聞いて育ち、いつも冒険にあこがれていました。父の旅をまねしたいと思いましたが、自分の旅もしたかったです。父の写真の場所を探すために、SNSやAIも使いました。ベルギーでは、父の写真に写っていた少年に会うこともできました。
旅の途中で、自転車がこわれたり、砂漠や山で大変なこともありました。でも、多くの人に助けられました。ネパールでは、エベレスト・ベースキャンプまで自転車をかついで行きました。
ジェイミーさんは「父と同じ場所に立って、とても特別な気持ちになった」と話しています。父もSNSで息子の旅を見て、昔を思い出しています。