「フルタイムで働いているのに、ほとんど貯金ができない。」
これは宮崎県で寿司チェーン店に勤務する28歳の男性の声にほかならない。毎月160~170時間働いているものの、手取りは約13万円にすぎず、家賃や光熱費、食費などを支払うと、ほとんどお金が残らないという。
今回の調査では、若者が「普通の生活」を送るためには月28万円程度が必要であることが明らかになった。一方で、現在の最低賃金はその水準に達していない地域が多い。
東京では最低賃金が1,226円まで引き上げられたものの、生活に十分な収入を得られるとは限らない。そのため、働いても将来への不安を抱える人が少なくないのである。