1998年、上皇さま(当時の天皇陛下)は、天皇になってから初めてイギリスを国賓として訪れました。そのとき、昔の日本軍に捕まったイギリスの元兵士たちが、パレードで強く抗議しました。イギリスでは、1995年の戦争勝利50年のあと、反日感情が強くなっていました。
パレードのとき、元捕虜たちは馬車に背を向けて「帰れ」と言ったり、日本の国旗を燃やしたりしました。しかし、上皇さまは無視したり、逃げたりせず、元捕虜たちと向き合いました。上皇さまは「元捕虜たちの気持ちを理解し、共感したい」と考えていました。
イギリス政府は、この上皇さまの態度をとても高く評価しました。そのおかげで、イギリスと日本の関係がよくなり、王室と皇室の絆も強くなったと考えられています。