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奴国

弥生中・後期, 福岡県博多地方にあった小国。 「後漢書(東夷伝)」倭(ワ)の条に, 紀元57年に倭の奴国が朝貢し光武帝から印綬を授けられたことがみえ, 福岡県志賀島で発見された「漢委奴国王」の金印がこれにあたると推定されている。 また「三国志(魏書・東夷伝)」倭の条に, 邪馬台国支配下の一国として奴国がみえる。 「日本書紀(仲哀)」の儺県(ナノアガタ)(福岡市博多区)に相当するものと思われる。 なこく。 わのなのくに。

何の

〔「の」は格助詞〕 (1)人や事物の名を明らかにしないでいう。 なんとかいう。 「雪~山に満てり/枕草子 181」 (2)疑問・詰問の気持ちを表す。 どのような。 どんな。 「あづきなく~狂言(タワコト)今更に童言(ワラワゴト)する老人(オイヒト)にして/万葉2582」 (3)打ち消しの強調や反語の意を表す。 どれほどの。 少しの。 「さらに~しるしも侍らじ物を/源氏(若紫)」「~にほひのあるにかと涙ぐましう聞ゆ/更級」 (4)(副詞的に用いて)どうして。 なぜ。 「~さる人をか, この院の内に捨て侍らむ/源氏(手習)」

なのに

(連語) 〔助動詞「だ」の連体形または形容動詞の連体形語尾「な」に, 逆接の接続助詞「のに」が付いたもの〕 …であるのに。 …だけれども。 「信号が赤~渡ろうとしている」「日中は暖か~朝晩はまだ冷え込む」

なのに

(接続) 〔連語「なのに」から〕 前文をうけ, 逆接の意で下へ続ける。 けれども。 しかし。 それなのに。 「私はあんなに引きとめた。 ~, あなたは行ってしまった」

花の顔

(1)咲いている花の姿。 「昨日見し~とてけさ見れば/後撰(春下)」 (2)花のように美しい顔。 花のかんばせ。 「まだ見ぬ~を見るかな/源氏(若紫)」

何者

(1)名前や身分などのわからない者をさしていう語。 どのような人。 だれ。 「演壇でいきまいている人は~ですか」 (2)すべての人。 あらゆる人。 何人(ナンビト)。 「~をも怖れない」

何物

どのようなもの。 いかなるもの。 「芸術の~なるかを解さない」「屈辱以外の~でもない」

波の華

(1)〔女房詞〕 塩。 食塩。 (2)紅藻類カクレイト目の海藻。 本州中部の潮干帯下部の岩上に着生。 藻体は扇状で扁平であるが, よく分枝する。 紅色で美しい。 (3)波のしぶきや泡を花にたとえた語。 「すぐる春しほのみつより船出して~をやさきに立つらむ/山家(夏)」 (4)北国の厳寒期, 岩場に砕け散った波が白い泡となり, 花のように舞い飛ぶのをたとえた語。 ﹝季﹞冬。

波の花

(1)〔女房詞〕 塩。 食塩。 (2)紅藻類カクレイト目の海藻。 本州中部の潮干帯下部の岩上に着生。 藻体は扇状で扁平であるが, よく分枝する。 紅色で美しい。 (3)波のしぶきや泡を花にたとえた語。 「すぐる春しほのみつより船出して~をやさきに立つらむ/山家(夏)」 (4)北国の厳寒期, 岩場に砕け散った波が白い泡となり, 花のように舞い飛ぶのをたとえた語。 ﹝季﹞冬。

四の二

(1)双六(スゴロク)や丁半賭博などで, 賽の四と二の目が出ること。 (2)六を洒落ていう語。 六蔵・六左衛門というような名の人が遊郭で替え名として用いた。 「材木町の~と言はれし男なるが/浮世草子・好色盛衰記 1」

国名

中古, 宮中女官や僧侶の呼び名として国名(コクメイ)をつけたもの。 女官の場合, 多く父や兄の任国をあてた。 「和泉」「伊勢」の類。

大国

姓氏の一。

歯肉

歯の根もとの肉。 はぐき。

花園

花の咲く草木のたくさんある庭園。

花園

(1)京都市右京区の双ヶ岡東麓一帯の地。 妙心寺があり, 付近に仁和寺・竜安寺などがある。 (2)埼玉県北部, 大里郡の町。 花卉(カキ)・苗木栽培が盛ん。

御国

(1)他人の国・故郷を敬っていう語。 「~はどちらですか」 (2)故郷。 出身地。 「~訛り」 (3)自分の国。 母国。 「~のためだ」 (4)江戸時代, 大名の領国のこと。

尾肉

「尾の身(ミ)」に同じ。

御肉

ハマウツボ科の一年生の寄生植物。 ミヤマハンノキの根に寄生し, 全体が赤褐色。 茎は高さ約20センチメートル, 円柱形で多肉質。 鱗状(リンジヨウ)に退化した葉を多数つけ, 夏, 茎の上半に赤褐色の小花を密につける。 全草を乾燥したものを和肉蓯蓉(ワノニクシヨウヨウ)といい, 生薬として強壮剤に用いる。 キムラタケ。

何何

〔「なに(何)」を重ねたもの〕 ※一※ (代) 不定称の指示代名詞。 内容などをはっきり言う必要のないとき, あるいは, 不明の物事をならべていうときなどに用いる。 しかじか。 うんぬん。 「一つ~, 二つ~と読みあげる」「~を持参すればよいのでしょうか」 ※二※ (感) (1)驚いて読み返したり聞き返したりするときに発する言葉。 何だ何だ。 「~, 来年度の予算決定だって」 (2)相手の気持ちや言葉を軽く打ち消すときなどに用いる語。 「~, 心配することはないよ」

肉薄

(1)身をもって攻めること。 鋭く相手に迫ること。 「敵陣に~する」「鋭い質問で~する」「蘭軒は此日債鬼に~せられ/伊沢蘭軒(鴎外)」 (2)相手に接するほど迫ること。 「首位に~する」