昔あるところに荷車がようけ通る道があった
その道のそばには小川が流れており、小川の土手には桶屋のカニの一家、下駄屋のタニシの若夫婦、提灯屋のどじょうの老夫婦、そして毎日寝ているだけの大いばりで怠け者の独り者のビキドン（カエル）が住んでおった
荷車が道を通るとみんなこわがったが、ビキドンだけは平気であった
ある日のこと、前日夜遅くまで酒を飲み、昼近くまでビキドンが寝ていた
周りの家からは仕事をする音が聞こえてくる
ビキドンはその音に腹を立てて、それぞれの家に文句を言いに行った
みんなはいつもの通りにこわがったが、ビキドンだけは「荷車なんて怖くない、牛の足の間を潜り抜けて、荷車の上で逆立ちしてみせる」と言い出した
みんなが止めるのも聞かずに、ビキドンは荷車のところへ行った
驚いたことにビキドンは本当に牛の足の間を見事にり抜けた
そして荷車の車輪の間もぴょんぴょんと飛びぬけた
そして本当に荷車の上で逆立ちをした
しかしその時に手を滑らせて荷車から落ちてしまい、そのまま荷車にひかれてしまい、ぺちゃんこになってしまった
みんなはあわててぺちゃんこになり、目を回しているビキドンの周りに集まった
その後、ビキドンは心を入れ替えて鍛冶屋になり、他の一家と同様に一生懸命に働くようになったということである
昔あるところに荷車がようけ通る道があった
その道のそばには小川が流れており、小川の土手には桶屋のカニの一家、下駄屋のタニシの若夫婦、提灯屋のどじょうの老夫婦、そして毎日寝ているだけの大いばりで怠け者の独り者のビキドン（カエル）が住んでおった
荷車が道を通るとみんなこわがったが、ビキドンだけは平気であった
ある日のこと、前日夜遅くまで酒を飲み、昼近くまでビキドンが寝ていた
周りの家からは仕事をする音が聞こえてくる
ビキドンはその音に腹を立てて、それぞれの家に文句を言いに行った
みんなはいつもの通りにこわがったが、ビキドンだけは「荷車なんて怖くない、牛の足の間を潜り抜けて、荷車の上で逆立ちしてみせる」と言い出した
みんなが止めるのも聞かずに、ビキドンは荷車のところへ行った
驚いたことにビキドンは本当に牛の足の間を見事にり抜けた
そして荷車の車輪の間もぴょんぴょんと飛びぬけた
そして本当に荷車の上で逆立ちをした
しかしその時に手を滑らせて荷車から落ちてしまい、そのまま荷車にひかれてしまい、ぺちゃんこになってしまった
みんなはあわててぺちゃんこになり、目を回しているビキドンの周りに集まった
その後、ビキドンは心を入れ替えて鍛冶屋になり、他の一家と同様に一生懸命に働くようになったということである
ビキと荷車
比基和購物車
比基和購物車
昔あるところに荷車がようけ通る道があった
從前，有一條可以讓馬車行駛的道路。
從前，有一條可以讓馬車行駛的道路。
その道のそばには小川が流れており、小川の土手には桶屋のカニの一家、下駄屋のタニシの若夫婦、提灯屋のどじょうの老夫婦、そして毎日寝ているだけの大いばりで怠け者の独り者のビキドン（カエル）が住んでおった
路邊有一條小溪流過，溪邊有一家在對賭行打工的螃蟹一家，一對帶著蝸牛賣木屐的年輕夫婦，一對帶著泥鰍賣燈籠的老夫婦，還有一個每天只睡覺的懶惰獨行者，那裡住著一隻青蛙。
路邊有一條小溪流過，溪邊有一家在對賭行打工的螃蟹一家，一對帶著蝸牛賣木屐的年輕夫婦，一對帶著泥鰍賣燈籠的老夫婦，還有一個每天只睡覺的懶惰獨行者，那裡住著一隻青蛙。
荷車が道を通るとみんなこわがったが、ビキドンだけは平気であった
當馬車經過時，每個人都感到害怕，但 Bikidon 還好。
當馬車經過時，每個人都感到害怕，但 Bikidon 還好。
ある日のこと、前日夜遅くまで酒を飲み、昼近くまでビキドンが寝ていた
有一天，我前一天晚上喝酒喝到很晚，睡到快中午了。
有一天，我前一天晚上喝酒喝到很晚，睡到快中午了。
周りの家からは仕事をする音が聞こえてくる
我聽到周圍房子傳來工作的聲音。
我聽到周圍房子傳來工作的聲音。
ビキドンはその音に腹を立てて、それぞれの家に文句を言いに行った
比基頓對噪音很生氣，到各家各戶投訴。
比基頓對噪音很生氣，到各家各戶投訴。
その時にまた荷車が通った
這時，又有一輛馬車經過。
這時，又有一輛馬車經過。
みんなはいつもの通りにこわがったが、ビキドンだけは「荷車なんて怖くない、牛の足の間を潜り抜けて、荷車の上で逆立ちしてみせる」と言い出した
每個人都像往常一樣害怕，但 Bikidon 說：“我不怕牛車，我會溜到牛腿之間，在牛車頂上倒立。”
每個人都像往常一樣害怕，但 Bikidon 說：“我不怕牛車，我會溜到牛腿之間，在牛車頂上倒立。”
みんなが止めるのも聞かずに、ビキドンは荷車のところへ行った
Bikidon 走向購物車，沒有聽到任何人阻止他。
Bikidon 走向購物車，沒有聽到任何人阻止他。
驚いたことにビキドンは本当に牛の足の間を見事にり抜けた
令人驚訝的是，Bikidon 竟然成功地從牛腿之間穿過了。
令人驚訝的是，Bikidon 竟然成功地從牛腿之間穿過了。
そして荷車の車輪の間もぴょんぴょんと飛びぬけた
我從馬車的輪子上跳了下去。
我從馬車的輪子上跳了下去。
そして本当に荷車の上で逆立ちをした
我實際上在車上倒立了。
我實際上在車上倒立了。
しかしその時に手を滑らせて荷車から落ちてしまい、そのまま荷車にひかれてしまい、ぺちゃんこになってしまった
然而，就在這時，他手一滑，從車上摔下來，被車子碾得粉碎。
然而，就在這時，他手一滑，從車上摔下來，被車子碾得粉碎。
みんなはあわててぺちゃんこになり、目を回しているビキドンの周りに集まった
所有人都驚慌失措，紛紛圍攏到了比奇頓身邊，而比奇頓則被壓扁了，翻著白眼。
所有人都驚慌失措，紛紛圍攏到了比奇頓身邊，而比奇頓則被壓扁了，翻著白眼。
その後、ビキドンは心を入れ替えて鍛冶屋になり、他の一家と同様に一生懸命に働くようになったということである
之後，Bikidon改變了主意，成為了一名鐵匠，和家人一樣努力工作。
之後，Bikidon改變了主意，成為了一名鐵匠，和家人一樣努力工作。
ビキと荷車
青蛙跟牛車
青蛙跟牛車
昔あるところに荷車がようけ通る道があった
從前有一個地方，有一條牛車路
從前有一個地方，有一條牛車路
その道のそばには小川が流れており、小川の土手には桶屋のカニの一家、下駄屋のタニシの若夫婦、提灯屋のどじょうの老夫婦、そして毎日寝ているだけの大いばりで怠け者の独り者のビキドン（カエル）が住んでおった
這條路的旁邊有一條小溪流，溪旁的土堤上有木桶屋的螃蟹一家人，還有木屐屋的年輕的田螺夫婦，以及燈籠屋的泥鰍老夫婦。另外還有一個每天只有睡覺，懶惰又自傲的青蛙。
這條路的旁邊有一條小溪流，溪旁的土堤上有木桶屋的螃蟹一家人，還有木屐屋的年輕的田螺夫婦，以及燈籠屋的泥鰍老夫婦。另外還有一個每天只有睡覺，懶惰又自傲的青蛙。
荷車が道を通るとみんなこわがったが、ビキドンだけは平気であった
牛車經過的時候大家都很害怕，只有青蛙一點也不怕
牛車經過的時候大家都很害怕，只有青蛙一點也不怕
ある日のこと、前日夜遅くまで酒を飲み、昼近くまでビキドンが寝ていた
有一天，青蛙因爲前一晚喝酒喝太晚，睡覺睡到接近中午。
有一天，青蛙因爲前一晚喝酒喝太晚，睡覺睡到接近中午。
周りの家からは仕事をする音が聞こえてくる
周圍的人家已經開始工作，工作的聲音把青蛙吵醒了
周圍的人家已經開始工作，工作的聲音把青蛙吵醒了
ビキドンはその音に腹を立てて、それぞれの家に文句を言いに行った
被吵到的青蛙很生氣，就跑到各個人家去抱怨
被吵到的青蛙很生氣，就跑到各個人家去抱怨
その時にまた荷車が通った
此時牛車又剛好經過
此時牛車又剛好經過
みんなはいつもの通りにこわがったが、ビキドンだけは「荷車なんて怖くない、牛の足の間を潜り抜けて、荷車の上で逆立ちしてみせる」と言い出した
大家跟往常一樣都很害怕，但青蛙卻說「牛車哪有恐怖，我可以從牛的腳底下穿過去，爬到牛車上倒立給你們看」
大家跟往常一樣都很害怕，但青蛙卻說「牛車哪有恐怖，我可以從牛的腳底下穿過去，爬到牛車上倒立給你們看」
みんなが止めるのも聞かずに、ビキドンは荷車のところへ行った
不聽大家的勸阻，青蛙往牛車的方向去
不聽大家的勸阻，青蛙往牛車的方向去
驚いたことにビキドンは本当に牛の足の間を見事にり抜けた
令人震驚的、青蛙真的安然地從牛的腳底下穿過去
令人震驚的、青蛙真的安然地從牛的腳底下穿過去
そして荷車の車輪の間もぴょんぴょんと飛びぬけた
然後又從牛車的車輪之間蹦蹦跳跳飛躍過去
然後又從牛車的車輪之間蹦蹦跳跳飛躍過去
そして本当に荷車の上で逆立ちをした
最後真的在牛車上倒立起來
最後真的在牛車上倒立起來
しかしその時に手を滑らせて荷車から落ちてしまい、そのまま荷車にひかれてしまい、ぺちゃんこになってしまった
但是就在那個時候手滑了一下，從牛車上墜落下來，被牛車壓扁了
但是就在那個時候手滑了一下，從牛車上墜落下來，被牛車壓扁了
みんなはあわててぺちゃんこになり、目を回しているビキドンの周りに集まった
大家都來看這個被壓扁、驚慌的青蛙、眼睛還咕嚕咕嚕的轉
大家都來看這個被壓扁、驚慌的青蛙、眼睛還咕嚕咕嚕的轉
その後、ビキドンは心を入れ替えて鍛冶屋になり、他の一家と同様に一生懸命に働くようになったということである
從此之後青蛙改變了心性，變成一個鐵匠，跟其他各家做坊一樣努力工作。
從此之後青蛙改變了心性，變成一個鐵匠，跟其他各家做坊一樣努力工作。
昔あるところに荷車がようけ通る道があった
その道のそばには小川が流れており、小川の土手には桶屋のカニの一家、下駄屋のタニシの若夫婦、提灯屋のどじょうの老夫婦、そして毎日寝ているだけの大いばりで怠け者の独り者のビキドン（カエル）が住んでおった
荷車が道を通るとみんなこわがったが、ビキドンだけは平気であった
ある日のこと、前日夜遅くまで酒を飲み、昼近くまでビキドンが寝ていた
周りの家からは仕事をする音が聞こえてくる
ビキドンはその音に腹を立てて、それぞれの家に文句を言いに行った
みんなはいつもの通りにこわがったが、ビキドンだけは「荷車なんて怖くない、牛の足の間を潜り抜けて、荷車の上で逆立ちしてみせる」と言い出した
みんなが止めるのも聞かずに、ビキドンは荷車のところへ行った
驚いたことにビキドンは本当に牛の足の間を見事にり抜けた
そして荷車の車輪の間もぴょんぴょんと飛びぬけた
そして本当に荷車の上で逆立ちをした
しかしその時に手を滑らせて荷車から落ちてしまい、そのまま荷車にひかれてしまい、ぺちゃんこになってしまった
みんなはあわててぺちゃんこになり、目を回しているビキドンの周りに集まった
その後、ビキドンは心を入れ替えて鍛冶屋になり、他の一家と同様に一生懸命に働くようになったということである
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