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勇名

勇ましい名声。 勇気があるという評判。 「~を馳(ハ)せる」

有名

(1)広く知られていること。 名高いこと。 また, そのさま。 ⇔ 無名 「~作家」「~な人物」「庭園で~な寺」 (2)名を有すること。

幽明

(1)暗いことと明るいこと。 (2)死の世界である幽界とこの世。 冥土と現世。 <i>~相隔(アイヘダ)・つ</i> 「幽明界(サカイ)を異(コト)にする」に同じ。 <i>~界(サカイ)を異(コト)にする</i> 幽界と顕界(ゲンカイ)(=現世)に分かれる。 死別する。 幽明相隔つ。

幽冥

(1)かすかで暗いこと。 (2)死んでから行く世界。 冥土。 あの世。

名優

有名な俳優。 演技のすぐれた俳優。

盟友

かたい約束を結んだ友。 同志。

夢

〔「いめ」の転〕 (1)睡眠時に生じる, ある程度の一貫性をもった幻覚体験。 多くの場合, 視覚像で現れ, 聴覚・触覚を伴うこともある。 非現実的な内容である場合が多いが, 夢を見ている当人には切迫した現実性を帯びている。 「~を見る」「~からさめる」 (2)将来実現させたいと心の中に思い描いている願い。 「少年らしい~を抱いている」「~は果てしなく広がる」 (3)現実とかけはなれた考え。 実現の可能性のない空想。 「宇宙旅行は~ではなくなった」「~のような話」 (4)心の迷い。 迷夢。 「見果てぬ~を追う」 (5)現実を離れた甘美な状態。 「新婚の~の日々を送る」「太平の~をむさぼる」 (6)はかない物事。 不確かな事。 「~と消え去る」「~の世」 → 夢に → 夢にも <i>~か現(ウツツ)か</i> 夢の中のことなのか現実に起こったことなのか。 意外な事態に驚き疑う気持ちを表す語。 「これは~幻(マボロシ)か」 <i>~に夢見る</i> 夢の中でさらに夢を見る。 ぼんやりしたさま, また, はかないさまのたとえ。 <i>~の跡</i> (1)夢からさめてなおその気分の残ること。 夢の名残(ナゴリ)。 (2)現実にあった事が少しの痕跡も残さないで消え去ったことのたとえ。 「夏草や兵(ツワモノ)どもが~/奥の細道」 <i>~の通い路(ジ)</i> 夢の中の道。 また, 夢の中で行き来すること。 夢に見ること。 「~人めよぐらむ/古今(恋二)」 <i>~の告げ</i> 夢の中に神仏などが現れて, 告げ知らせること。 また, そのお告げ。 <i>~の名残(ナゴリ)</i> 夢さめてのち, なおその気分の残ること。 また見果てぬ夢の残り。 夢の跡。 「つてに聞く程だに悲し思ひやれほのかに見えし~を/栄花(衣の珠)」 <i>~の間(マ)</i> 夢を見ている間。 あっという間。 「~に過ぎる」 <i>~の夢</i> 夢の中で見る夢。 きわめてはかないもののたとえ。 夢のまた夢。 「この世は~」 <i>~の世</i> 夢のようにはかないこの世。 「すぎ来にしよそぢの春の~はうきよりほかの思ひ出ぞなき/千載(雑上)」 <i>~は五臓(ゴゾウ)のわずらい</i> 夢を見るのは五臓の疲労が原因であるということ。 夢は五臓六腑の疲れ。 <i>~は逆夢(サカユメ)</i> 夢に見たことは現実には起こらないことである。 悪い夢を見たときに祝い直していう言葉。 <i>~を合わ・す</i> 夢の吉凶を判断する。 「自ら御~・せられて, たのもしくこそ思しめされけれ/太平記 3」 <i>~を描・く</i> 未来について空想する。 「将来の~・く」 <i>~を託・する</i> 自分の希望を他人にゆだねて期待する。 <i>~を見る</i> 未来について空想する。 空想にふける。 <i>~を結・ぶ</i> 夢を見る。 また, 眠る。

努

(1)(下に禁止の語句を伴って)けっして(…するな)。 かならず。 「~疑うな」「~忘れるな」 (2)〔(1)の「ゆめ」を「夢」と混同しての用法か〕 (下に打ち消しの語を伴って)夢にも(…しない)。 すこしも(…しない)。 「そうなるとは~考えたことはない」「そんなこととは~知らず」 (3)斎(イ)みつつしんで。 気をつけて。 「わが背子を安眠(ヤスイ)な寝しめ~情(ココロ)あれ/万葉 4179」 〔(3)が原義。 語源について, 従来, 潔斎する意の動詞「ゆむ(斎)」の命令形「ゆめ」とされてきたが, 上代特殊仮名遣いの上からみると甲乙が相違するところからこの説は採りがたい。 中古以降は「夢」と混同されたとみられる〕

夕飯

夕方に食べる飯。 夕食。 ゆうはん。

夢路

(1)夢を見ること。 また, 夢。 (2)夢の中で行き来すること。 また, その道。 「恋ふれどもあふよのなきは忘草~にさへや生ひ茂るらむ/古今(恋五)」 <i>~をたど・る</i> 夢を見る。 気持ちよく眠る。

冬芽

「とうが(冬芽)」に同じ。 ﹝季﹞冬。

夢二

⇒ 竹久夢二

唯名論

〔哲〕 〔nominalism〕 中世スコラ哲学の普遍論争における考え方の一。 概念的思惟の対象たる普遍を個物に先立つ実在とみる実念論に対して, 個物こそが実在であり普遍とは単に物のあとにある名称にすぎないとする。 近世哲学の先駆となる。 代表者はオッカムなど。 ノミナリズム。 名目論。

山桜桃

バラ科の落葉低木。 中国原産。 庭木として植える。 葉の表裏に細毛が多い。 葉は倒卵形で鋸歯(キヨシ)がある。 春, 淡紅色の五弁花を開く。 果実は径約1センチメートルの球形で, 六月頃赤く熟し, 甘酸っぱくて食べられる。 ユスラ。 漢名, 英桃。 ﹝季﹞夏。

有位

位階を持っていること。 うい。 ⇔ 無位 「~の者」

雄偉

おおしくたくましい・こと(さま)。 「体格が~で, 面貌の柔和な少年/魚玄機(鴎外)」

優位

他の物よりもまさる位置・地位。 優越する位置・地位。 また, そうした位置・地位にいるさま。 ⇔ 劣位 「~に立つ」「~を占める」

有意

(1)意味のあること。 意義のあること。 有意義。 (2)そうしようという意志のあること。 また, 下心(シタゴコロ)のあること。 「~の諸彦は左記の件々御承知にて/露団々(露伴)」

有為

才能のあること。 役に立つこと。 また, そのさま。 「前途~の青年」「~の士」

雨雪

(東北・北陸・四国・九州で)みぞれ。 あまゆき。