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JLPT N2 – Reading Exercise 52
私わたしは欲望よくぼうのかたまりです。そして、欲望よくぼうは膨張ぼうちょうをつづける宇宙うちゅうのように限かぎりがありません。「1」こんな話はなしを想像そうぞうしてみましょう。ある中学生ちゅうがくせいがお父とうさんやお母かあさんから毎月まいつきもらうお小遣こづかいが、今いままでの2000にせん円えんから一気いっきに20にじゅう万円まんえんになったらどうするでしょうか?彼かれの欲望よくぼうはとどまるところを知しらず、前まえからほしいと思おもっていたものを全部ぜんぶ手てに入いれようと、お小遣こづかいを持もって「2」お店みせに飛とんでいくに違ちがいありません。(中略ちゅうりゃく)しかし、地球上ちきゅうじょうの子供こどもたちが全員ぜんいん、20にじゅう万円まんえんもお小遣こづかいをもらって、好すきなものを買かうとしましょう。そんなことは可能かのうでしょうか。欲望よくぼうが無限むげんにあるのは、じつは大人おとなだって同おなじです。大人おとなも買かいたいものを何なんでも買かうとしたらどうでしょうか。でも、「3」そんなことはしようと思おもってもできっこない話はなしなのです。なぜかというと、地球上ちきゅうじょうに存在そんざいする全工場ぜんこうじょうをフル稼働かどうしても、無限むげんにたくさんのものをつくることはできません。「4」人間にんげんの技術ぎじゅつはまだそこまで進すすんではいません。「5」みんなが大おおきな家いえに住すみたくても住すめないのは、土地とちが足たりないというだけでなく、そんなことをすればたちまち、地球上ちきゅうじょうの森林しんりんから木きが切きり出だされて、あっという間まに地球ちきゅうは丸裸まるはだかになってしまうからです。つまり、最もっとも大事だいじなことは、私わたしたちの欲望よくぼうは無限むげんだけれど、工場こうじょうや機械設備きかいせつび、労働力ろうどうりょく、森林しんりん、農地のうち、住宅地じゅうたくち、石油せきゆなど、商品しょうひんを生産せいさんするための経済資源けいざいしげんは有限ゆうげんだということです。経済資源けいざいしげんは有限ゆうげんだから、私わたしたちの欲望よくぼうのうち、つまりほしいもののうち、一部分いちぶぶんしか手てに入はいらないのです。別べつの言いい方かたをすると、経済資源けいざいしげんが有限ゆうげんなので生産せいさんされるものも有限ゆうげんということになります。だから、私わたしたちの手てに入はいる「所得しょとく」も有限ゆうげん。すなわち、商品しょうひんを買かうための予算よさんも有限ゆうげんということになります。「6」このことを説明せつめいするのに、経済学けいざいがくでは「稀少性きしょうせい」(Scarcity)という言葉ことばを使つかいます。「稀少性きしょうせい」とは、人間にんげんの欲望よくぼうをすべて満足まんぞくさせるだけの経済資源けいざいしげんは地球上ちきゅうじょうには存在そんざいしないという厳きびしい現実げんじつを示しめすじつに簡潔かんけつな言葉ことばです。稀少きしょうな経済資源けいざいしげんを使つかって、人間にんげんの生活せいかつをどうやって豊ゆたかにすることができるのか。このことこそ、経済学けいざいがくの最もっとも大おおきな目標もくひょうです。