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人口じんこう減少げんしょう:中国ちゅうごくで検閲けんえつされる憂慮ゆうりょすべき数字すうじ
人口じんこう減少げんしょう:中国ちゅうごくで検閲けんえつされる憂慮ゆうりょすべき数字すうじ

中国国家統計局が公表した人口統計によると、2025年に生まれた子どもの数は792万人で、前年の954万人から17%減少した。

これは1949年の統計開始以降、最低の出生数となる。

この傾向が続けば、中国はたった1世代のうちに人口が半減するかもしれない。

しかし対中強硬派は注意すべきだ。

この傾向は今後弱まるか、あるいは逆転する可能性もある。

たとえ人口が急激に減少しても、向こう数十年は中国の経済成長や軍事力には影響しないだろう。

人的資本の自動化と改善は当面、人口減少による損失を相殺するのに十分だろう。

とはいえ、この人口減少は中国指導部にとって悪い知らせだ。

家族を持つことが国家への信頼と未来への確信の究極的な表現であるならば、今回の人口統計は双方が低下していることを示唆している。

特に、出生数が800万人を下回ったことは憂慮すべきだ。

中国の体制ではこの問題に容易に対処できず、状況は悪化の一途をたどるだろう。

この悲観論には複数の理由がある。

中国の統治体制は、革新や実験、あるいは悪い知らせについて開放的に議論できるようにはなっていない。

同国の体制は、順応性や内部の結束、そして厄介なことを最小限に抑えるよう設計されている。

人口問題への対策が不十分であったことは驚くに当たらない。

第一に、政府の補助金はごくわずかで、一部の地域では新生児1人当たり年間約1500ドル(約24万円)に過ぎない。

政策立案者は月額1500ドル以上で考えるべきだ。

第二に、政府は都合の良い統計だけを公表することができる。

香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストは「2025年第1四半期~第3四半期にかけて、中国の婚姻登録は前年比8,5%増を記録した。

一連の結婚促進政策が功を奏していると評価する専門家もいる」と伝えた。

これは中国にとって心強い動きだが、2025年の婚姻件数は700万件を下回る見通しで、この傾向が続けば年間出生数が800万件を超えるのは困難となる。

第三に、この問題の解決は先送りされている。

人口統計は年に1度しか公表されず、本格的な取り組みは結果が出るまでに数年を要する可能性がある。

もし読者が厚生労働省の役人で、定年まであと3年だとしたら何を提案するだろうか?

最も無難な答えは、補助金を若干増額し、演説を数回行うことだろう。

この体制は緊急性ではなく、自己満足のために設計されているのだ。

さらに複雑な要素として、社会的な問題がある。

数十年にわたる人口抑制を目的とした「一人っ子政策」を経て、中国人は子どもの少ない生活に順応してきた。

中国共産党は同国史上最も豊かな中流階級を生み出したが、今では子どもが1人いるだけでも生活の質が大幅に低下し得る。

心理的な側面もあるのだろうか?

家庭を持つには将来への確信が必要だが、その確信は薄れつつあるようだ。

社会には何かが欠けているのだろうか?

形には表せない、重要な何かが?

人口問題は中国では特に深刻に見えるものの、先進工業国の多くは同国と同じような人口動態上の課題に直面している。