最近、南極の海の底からメタンというガスがたくさん出ていることが科学者によって分かりました。メタンは地球温暖化を強く進めるガスです。今まで南極では、メタンが出ている場所は一つしか見つかっていませんでした。しかし、今回の調査で40か所以上の新しいメタンの出る場所が見つかりました。
科学者たちは船やロボット、ダイバーを使って、南極のロス海という場所で調べました。メタンは海の底の割れ目から泡になって出てきます。この泡は海の上まで上がることもあります。メタンがどれくらい大気に出ていくのか、また海の中の生き物がどれくらいメタンを使うのかは、まだよく分かっていません。
メタンは大気に出ると、二酸化炭素よりも強く地球を温めます。科学者たちは、南極でメタンがたくさん出ると、将来の気候変動がもっと早く進むかもしれないと心配しています。なぜ南極でメタンが増えているのかは、まだ分かっていませんが、気温の上昇や氷がとけることが関係しているかもしれません。これからも科学者たちは調査を続ける予定です。