オランダの有名な画家レンブラントが描いた「夜警」という絵には、右のすみに犬がいます。この犬は、町を守る人たちと一緒にいますが、少し変わった感じがします。
新しい研究によると、この犬は当時人気があった本の絵を参考にして描かれたかもしれません。その本には、オランダの画家で詩人でもあったファン・デ・フェンネが描いた犬が出てきます。研究者のレンダースさんは、美術館でファン・デ・フェンネの絵を見たとき、「夜警」の犬とよく似ていることに気がつきました。犬の首の向きが同じだったからです。
さらに、特別な機械で「夜警」の下書きを調べると、二つの犬には他にも同じところがあると分かりました。でも、レンブラントは最後に犬を四本足で立たせて、舌も描きました。犬は大きな太鼓に向かって吠えているように見えます。
レンブラントはファン・デ・フェンネの絵をたくさん集めていたそうです。昔の画家は、他の人の絵をまねすることで勉強していました。今では「コピー」と言われることもありますが、昔は大切な学び方でした。