怪我したふりのロバとオオカミ

Name: 怪我したふりのロバとオオカミ
Channel: hukumusumeamame

Donkey pretending to be injured and wolf

3278 視圖

足をけがしたふりをするロバとオオカミ
ロバが牧場で草を食べていると、オオカミがやってくるのが見えました。
ロバは、足をけがしたふりをしました。
オオカミが、寄ってきて、
「どうして、足をひきずっているの？」
と、たずねました。
「垣根をとびこえようとして、イバラに足をついて、トゲを刺してしまったからです。
あなたは、ぼくを食べるつもりでしょうけれど、その前に、トゲをぬいてくれませんか。
そうすれば、口にトゲが刺さる心配なしに、ぼくを食べることができるでしょう」
オオカミは、なるほどそのとおりだと、思いました。
オオカミがロバの足を持ちあげて、いっしょうけんめいに、ひづめをしらべているのを見すまして
ロバは「ガツーン！」と、オオカミの口を思いきりけとばしました。
おかげで、オオカミの歯は、ぜんぶ折れてしまいました。
ひどい目にあった、オオカミはいいました。
「おれがバカだったんだ。
おやじからしこまれた仕事は、肉屋なのに、医者のまねなんか、どうしてする気になったんだろう」
このように、
自分にできもしないしごとをやろうとする人は、
ヘマをしてひどい目に遭うのが当たり前です

足をけがしたふりをするロバとオオカミ

オオカミ

けがす

足
ロバが牧場で草を食べていると、オオカミがやってくるのが見えました。

オオカミ

草

見える

牧場

食べる

やってくる
ロバは、足をけがしたふりをしました。

けがす

足
オオカミが、寄ってきて、

オオカミ

寄る
「どうして、足をひきずっているの？」

どうして

足

ひきずる
と、たずねました。

たずねる
「垣根をとびこえようとして、イバラに足をついて、トゲを刺してしまったからです。

しまう

垣根

刺す

足

イバラ

とびこえる

として
あなたは、ぼくを食べるつもりでしょうけれど、その前に、トゲをぬいてくれませんか。

くれる

つもり

前

あなた

けれど

食べる
そうすれば、口にトゲが刺さる心配なしに、ぼくを食べることができるでしょう」

心配

できる

刺さる

口

食べる
オオカミは、なるほどそのとおりだと、思いました。

オオカミ

思う

なるほど

とおり
オオカミがロバの足を持ちあげて、いっしょうけんめいに、ひづめをしらべているのを見すまして

オオカミ

あげる

見る

すます

けんめい

足

持つ

いっする
ロバは「ガツーン！」と、オオカミの口を思いきりけとばしました。

オオカミ

けとばす

口
おかげで、オオカミの歯は、ぜんぶ折れてしまいました。

オオカミ

おかげ

折れる

しまう

ぜんぶ

歯
ひどい目にあった、オオカミはいいました。

オオカミ

ひどい

目
「おれがバカだったんだ。
おやじからしこまれた仕事は、肉屋なのに、医者のまねなんか、どうしてする気になったんだろう」

気

どうして

医者

仕事

なんか

おやじ

しこむ

肉屋
このように、
自分にできもしないしごとをやろうとする人は、

できる

人

自分
ヘマをしてひどい目に遭うのが当たり前です

ひどい

遭う

当たり前

目