JLPT N2 – Reading Exercise 66
社会の中で生活していると、自分の利益と社会全体の利益が必ずしも一致しないことがある。例えば、高速道路の維持や整備のための税金を、車を持っていない人も支払わなければならないことに疑問を持つ人がいる。しかし、「1」それだけで不満を言うのは適切ではない。
社会は一人ひとりが自分勝手に行動するのではなく、全体の発展のために協力し合う「契約」によって成り立っている。高速道路が整備されれば、物流がスムーズになり、経済活動が活発になる。その結果、商品が安く手に入ったり、仕事の機会が増えたりと、間接的に多くの人に利益がもたらされる。「___2___」自分が直接利用しないサービスや施設であっても、社会全体の発展を通じて自分にも恩恵が返ってくるのである。
このように、社会の一員としての責任を果たすことが、最終的には自分自身の利益にもつながる。したがって、個人の立場だけでなく、社会全体の視点からも物事を考えることが大切だ。