メキシコの研究チームは、シャチのグループが若いホホジロザメをおそい、肝臓(かんぞう)を食べるところをドローンでとりました。このようすは、2022年の海の科学のざっしに発表されました。シャチがホホジロザメをおそうことは、南アフリカやオーストラリア、アメリカでも見られますが、メキシコでは初めてです。
2020年8月、メキシコのカリフォルニア湾で、5頭のメスのシャチが1頭の若いホホジロザメをおそい、肝臓を分けて食べていました。その後、また別の若いサメもおそわれました。
2022年8月にも、同じようにシャチがサメをおそい、肝臓を食べるようすがとられました。
3回のうち2回は、シャチがサメをひっくり返して、サメが動けなくなるようにしていました。研究チームは、「この場所では毎年、若いホホジロザメがシャチに食べられているかもしれません。これからもシャチとサメのことをよく知ることで、どちらも守ることができるでしょう」と話しています。