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ナスダックの23時間取引案に対する米大手金融機関の厳しい批判――市場の「ゲーム化」を懸念 ナスダックの23時間取引案に対する米大手金融機関の厳しい批判――市場の「ゲーム化」を懸念 米国の代表的な証券取引所の一つであるナスダックは、2023年12月15日、米国証券取引委員会(SEC)に対し、平日23時間に及ぶ取引時間の延長を正式に申請した。 この申請が承認されれば、ナスダックに上場している株式は、米東部時間の午前4時から午後8時までの「日中セッション」と、午後9時から翌朝午前4時までの「夜間セッション」の二つの時間帯で取引が可能となる。 しかしながら、この動きに対して米大手金融機関ウェルズ・ファーゴのアナリストは強い懸念を示しており、12月16日に発表されたリサーチノートの中で「これは文字通り世界最悪の事態であり、株式市場のゲーム化を一層助長し、取引をギャンブル化する典型例だ」と厳しく批判した。 加えて、成行注文については従来通り午前9時30分から午後4時までに限定されるものの、指値注文は従来同様、通常取引時間および時間外取引の両方で利用可能とされている。 ナスダックは、取引時間の大幅な延長によって、米国外の投資家にも市場参加の機会を拡大し、米国市場が海外証券市場と競争できる環境を整えることができると主張している。 一方、ウェルズ・ファーゴ側は、取引量が市場の開始直後や終了直前に集中することを指摘し、「業界がなぜここまで取引時間の延長を追求するのか理解しがたい」と述べ、「これほどまでに一方的に取引のゲーム化を推進する事例は他に類を見ない」と反論した。 現在、ナスダックの通常取引時間は午前9時30分から午後4時までであり、プレマーケットでは午前4時から午前9時30分、時間外取引では午後4時から午後8時まで指値注文が可能である。 なお、ニューヨーク証券取引所(NYSE)も取引時間を週22時間に拡大する計画を有しており、SECによる暫定的な承認を受けているものの、市場データフィードの更新など追加の承認が必要な状況である。 もしナスダックの提案が認められれば、同取引所は世界で初めてほぼ24時間取引を提供する主要証券取引所となる。 現在、NYSEやロンドン証券取引所、ユーロネクストなど多くの取引所は日中取引のみを提供しているが、ナスダックのタル・コーエン社長は2026年から24時間体制の取引を開始する意向を示している。 また、一部証券会社では既に夜間や時間外の株式取引サービスが導入されており、例えばロビンフッドは日曜午後8時から金曜午後8時まで24時間取引を提供している。 さらに、インタラクティブ・ブローカーズやウェブルといった企業も、夜間や早朝に取引可能なサービスを展開している。 このように、証券取引所の取引時間延長をめぐっては、市場の活性化や国際競争力の強化を期待する声がある一方で、過度な取引の「ゲーム化」や投資家保護の観点から否定的な意見も根強い。 今後、規制当局や市場関係者の間で、取引時間の在り方についてさらなる議論が進められることは間違いない。