台湾では、台風18号の接近に伴って雨が強まり、東部・花蓮県で洪水が起きるなどしてこれまでに14人の死亡が確認されました。また、124人と連絡がとれなくなっていて、台湾当局が被害状況の把握や被災者の救助を急いでいます。
非常に強い台風18号は台湾の南の海上を通過し、日本時間の24日午前9時には南シナ海を西に進んでいます。
台湾では、台風の接近に伴って東部を中心に雨が強まり、花蓮県でせき止め湖から水があふれて洪水が起きるなどの被害が出ました。
台湾当局は、日本時間の24日午前9時までに花蓮県で14人の死亡が確認されたほか、124人と連絡がとれなくなっていると発表しました。
また、花蓮県や南部・高雄など各地であわせて34人がけがをしたということです。
現地からの映像では、濁った水が流れ込み、複数の建物が浸水する様子や車が流される様子などが確認できます。
消防当局は被害の大きい花蓮県に救助隊を送るとともに、軍の兵士も派遣し、被害状況の把握や被災者の救助を急いでいます。
一方、台風18号はこの時間帯中国南部に接近していて、中国国営の新華社通信によりますと、広東省では23日までに100万人以上が安全な場所に避難したということです。
また、香港政府によりますと、台風による強風などの影響で、けさまでに19人がけがをする被害が出たということです。
台風18号被害 フィリピンでも
台風18号などの影響はフィリピン北部にも及び、地元メディアなどによりますと洪水が発生したり、一部の道路が寸断されたりするなどの被害が出ているということです。
地元当局はこれまでに4人が死亡し、1人が行方不明になっていると発表しています。
また3万9000人以上が避難を余儀なくされたということです。
中国は台風接近に備える
気象庁によりますと、非常に強い台風18号は、日本時間の24日午前9時には中国南部・広東省に接近し、南シナ海を西へ進んでいます。
中国国営の新華社通信によりますと、台風の接近に備えて、広東省では23日までに100万人以上が安全な場所に避難したということです。
24日は、中国南部の沿岸部では学校が休校となったほか、会社への出勤や店の営業も取りやめられています。
交通機関も、空の便の多くが欠航となり、鉄道も運休となるなど影響が広がっています。
また、香港政府によりますと、台風による強風などの影響で24日朝までに19人がけがをする被害が出たということです。
現地の日本総領事館は在留邦人や旅行者に対し、最新の気象情報に注意して安全を確保するよう呼びかけています。