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昔、安芸の宮島の近くに、欲ばりな夫婦が宿屋をしていました。 二人はお金が大好きで、いつももっとお金がほしいと思っていました。 夫婦は、「ミョウガを食べると物忘れをする」という話を思い出しました。 そこで、お客さんにたくさんミョウガを食べさせて、お金の入った財布を忘れさせようと考えました。 夫婦は、ミョウガの串焼き、ミョウガの漬物、ミョウガの酢の物、ミョウガの煮物、ミョウガの汁、ミョウガご飯、そしてお酒を出しました。 お客さんはミョウガ料理がとてもおいしいと言って、たくさん食べました。 お客さんは少しぼんやりした気持ちで神社に出かけました。 夫婦はすぐに部屋を探しましたが、何も忘れ物はありませんでした。 しかし、夫婦はお金のことばかり考えていて、宿代をもらうのを忘れてしまいました。 がっかりした夫婦でしたが、お客さんがミョウガ料理のおいしさをいろいろな人に話してくれました。 それから、この宿は「ミョウガの宿」と呼ばれ、たくさんのお客さんが来るようになりました。