JLPT N3 – Reading Exercise 41
まず、動物を家族として迎える際の第一条件は、「長く一緒に暮らせる」かどうかです。そのためには、「自分のライフスタイルに合うもの」「責任を持って世話できるもの」を選ぶといいでしょう。飼育経験のある種類の動物は、たとえ少し手間がかかる種類でも、適切に準備すれば安心して迎えられ、充実した日々を送れるはずです。
加えて、「飼育環境や性格に合うもの」かどうかも意識しましょう。例えば、広々とした庭が必要な大型犬は、アパート暮らしの学生にとっては飼育が難しく、負担になりかねません。また、家族と一緒に暮らす場合は、「家族全員が受け入れられる」「アレルギーがない」動物にするといいでしょう。そうでないと途中で飼育を諦めることになりますし、互いにストレスを感じたままでは「愛情を注ぐ」という気持ちにもなれません。
新しい家族として迎える場合、将来的な病気やしつけの問題が少ない動物の方が、共に生活する上での不安が軽減されます。私が保護施設でよく相談を受けるのは、飼い主が動物の寿命や成長後のサイズをあまり深く考えず、後で対応に困ってしまうケースです。なお、小型の鳥類や魚類の中には、手軽に飼える「とっつきやすい」種類もいますが、適切な温度管理や水質維持には専門知識が求められるため、安易に選ぶとトラブルの原因になりかねないので、事前にしっかり情報収集するといいでしょう。