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4日、沖縄戦最後の激戦地、糸満市で戦没者を慰霊し、沖縄戦の体験者や若い語り部などと懇談した天皇皇后両陛下と長女の愛子さまは、5日午前10時半前に那覇市にある対馬丸の犠牲者の慰霊碑を訪ねられました
対馬丸は、終戦前年の昭和19年8月、疎開する学童らを乗せて沖縄から九州へ向かう途中でアメリカ軍に撃沈され、確認されただけでも780人余りの学童を含む1500人近くが犠牲になりました
このあと、対馬丸の生存者や遺族らと懇談し、天皇陛下は、対馬丸の生存者で、家族9人を亡くした高良政勝さん(85)に「本当にいろいろ大変でございましたですね」などとことばをかけられていました
高良政勝さん(85)は、天皇ご一家との懇談のあと、「皇后さまは、私が話すことはもうないんじゃないかと思うくらい私や家族のことをよくご存じで、感心しました
対馬丸に乗っていた2人の兄を亡くした渡口眞常さん(74)は、天皇ご一家との懇談のあと、「緊張していてどのような会話をしたかあまり覚えていませんが、平和を発信する対馬丸記念館に思いをはせ、上皇さまの時から心を寄せていただいており、子どもたちが犠牲になる戦争の愚かさについて思いを新たにしていただけたのではないかと思います」と話していました
母親が対馬丸の生存者で、天皇ご一家の案内役を務めた対馬丸記念館の平良次子館長は、「この記念館は、戦争を体験した人の悲しみや苦しみを突き詰めていくという役割を果たしていきたいと話すと、両陛下から『ぜひ頑張ってください』とことばをかけていただきました
「対馬丸記念館」に向かわれた天皇皇后両陛下と愛子さまを沿道から見守った男性は、「対馬丸」に乗っていたおばを亡くしたということです
那覇市内の交差点近くには、5日も天皇皇后両陛下や愛子さまを一目見ようと、多くの人が集まりました