「卒業式にPumpkinを連れて行かないでほしい。もう体が弱いから」とお母さんは言いました。でも、ぼくはPumpkinがいない卒業式を考えることができませんでした。
Pumpkinは、ぼくが生まれた週に家に来ました。お母さんが家の前で小さく震えているPumpkinを見つけて、ぼくと一緒に育てました。だから、ぼくとPumpkinは兄弟のように大きくなりました。
Pumpkinはいつもぼくのそばにいました。赤ちゃんのときはベッドの横で寝て、ぼくが大きくなってからは毎日バス停まで迎えに来てくれました。つらいときも、Pumpkinは静かにそばにいてくれました。
でも、先週からPumpkinはあまり動かなくなりました。ぼくは何回もPumpkinの胸を見て、「まだ生きている」と思いました。
卒業式の日の朝、ぼくがガウンを着ていると、Pumpkinはゆっくり立ち上がって、ぼくのところに来ました。そして、ぼくの靴に前足をのせて、「一緒に行きたい」と言っているようでした。
ぼくはPumpkinを毛布で包んで、卒業式に連れて行きました。Pumpkinがそばにいてくれて、ぼくはとても安心しました。そのとき、ただ一緒にいることが一番大切だと強く思いました。