デンマークの有名なレストラン「アルケミスト」では、アリを使って発酵させたヨーグルトがメニューにあります。このレストランは「世界のベストレストラン50」で5位になったことがあり、科学の実験のような料理を作ることで有名です。
昔、ヨーグルトやチーズは、自然にある微生物を使って作られていました。しかし、今は工場で作ることが多く、使う菌の種類も少なくなっています。研究チームは、ブルガリアで昔から行われていた「アリの巣を使ったヨーグルト作り」に注目しました。
研究者たちは、牛乳に生きたアリを入れて、アリの巣の中で発酵させる方法を試しました。次の日、牛乳は少し酸っぱくなり、とろみが出てきました。できたヨーグルトは、レモンのような酸味があり、とても滑らかでした。
このヨーグルトを使って、アイスクリームやチーズ、カクテルなどの料理も作られました。特に「アントウィッチ」というアイスクリームは、レストランで人気がありました。
しかし、研究者たちは「自宅でアリヨーグルトを作るのは危険なのでやめてください」と言っています。アリには人にとって危ない寄生虫がいることもあり、食中毒になるかもしれません。
今後は、アリの中にいる特別な菌を使って、新しい発酵食品を作ることができるかもしれません。