2011年の東日本大震災で、津波に流されて行方がわからなくなった人が、今も2500人以上います。
宮城県女川町に住む高松康夫さんは、震災のときに奥さんの祐子さんを亡くしました。津波が町に来たとき、祐子さんは「あなたは大丈夫?家に帰りたい」というメッセージを夫に送りました。
康夫さんは、海の中に潜って奥さんを探そうと決めました。仕事のあとに勉強して、海に潜る資格を取りました。そして、奥さんが亡くなった海に何回も潜っています。
康夫さんは「自分の手で妻を見つけて、家に連れて帰りたいです」と話しています。