台湾では新しいコロナウイルスが先月から急に 広がって、ワクチンが足りなくなりました。このため、日本は今月、アストラゼネカの124万回のワクチンを送りました。そして、台湾でこのワクチンの注射が始まりました。
高雄市などの会場では、いすに座って待っているお年寄りのところに医者が行って注射しています。このやり方は日本の福岡県宇美町がしていて、短い時間で注射できるため、台湾で紹介されました。
台湾の蔡英文総統はツイッターに「日本が送ってくれたワクチンの注射が始まりました。ありがとう、日本」と書きました。
日本はベトナムにもアストラゼネカの100万回のワクチンを送りました。7月にはインドネシア、タイ、フィリピン、マレーシアにも送ろうと考えています。