プロ野球・
楽天に
復帰した
田中将大投手が
去年まで
所属した
大リーグ・ヤンキースのゼネラルマネジャーが
会見し、
田中投手と
再契約を
結ばなかった
経緯について「1
人分のコストで
新たに2
人を
獲得することを
選んだ」と
明かしました。ヤンキースのブライアン・キャッシュマンゼネラルマネジャーは29
日、オンラインで
会見し、7
年間ヤンキースの
先発陣を
支えた
田中投手について「
優れた
選手であり、すばらしいチームメートだった。ヤンキースにとって
大きな存在を
失った」とたたえて
別れを
惜しみました。
ヤンキースはこのオフ、先発投手が補強ポイントの一つでしたが、新型コロナウイルスの影響による収入の減少で年俸総額を抑える方針があり、チームからFA=フリーエージェントとなった田中投手とは再契約せず、ひじのけがからの復帰を目指す2人の先発投手を新たに獲得しました。
キャッシュマンゼネラルマネージャーはこの経緯について「1人分のコストで新たに2人を獲得することを選んだ。リスクがあることは承知だが、現時点ではこれが最良の選択だったと思っている」と説明し、苦しい財政事情が背景にあったことをにじませました。
また、田中投手が将来ヤンキースに復帰する可能性について問われると「私の認識ではドアは閉まっていない」と話しました。