韓国政府は、2
月1
日から
旧正月の
連休までの2
週間を「
特別防疫期間」として、
鉄道の
乗車券の
販売を
制限したり、
高速道路の
サービスエリアでの
飲食を
禁止したりする
など、
多くの
人の
移動が
予想される
時期を
前に
新型コロナウイルスの
感染拡大への
警戒を
強めています。
韓国政府は、31
日午後、
記者会見を
行い、2
月11
日から
始まる旧正月の
連休に
向けた
新型コロナウイルスの
感染対策について
発表しました。
1日から連休が終わる2月14日までの2週間を「特別防疫期間」として、▽鉄道の乗車券は、窓側の席のみを販売するほか、▽高速道路のサービスエリアでの飲食も禁止するということです。
また、規制措置のレベルは、現状を維持し、会食をはじめとする5人以上の私的な会合を禁止する措置も続けるということです。
韓国では、1日に確認された感染者が1月はじめには1000人を超える日もありましたが、最近は400人を下回る日もあり、規制措置のレベルの引き下げも検討されていました。
しかし、この1週間は集団感染が相次いで確認され、韓国政府は警戒を強めていて、「連休期間中は、移動や集まりが増える可能性が大きく、感染が急激に拡大する危険もある」として理解と協力を求めました。