日本新聞: 新型コロナワクチンバイク便も輸送を検討自治体から相談受け

新型しんがたコロナワクチンバイク便びんも輸送ゆそうを検討けんとう自治体じちたいから相談そうだん受うけ

Feb 8, 2021 22:02

Furigana

新型しんがたコロナウイルスのワクチンについて接種せっしゅする施設しせつへの輸送ゆそうが課題かだいとなる中なか、都内とないでバイク便びんを運営うんえいする会社かいしゃでは、自治体じちたいから依頼いらいがあった場合ばあいにワクチンの輸送ゆそうに対応たいおうできるかどうか検討けんとうを進すすめています。ワクチンの輸送ゆそうについて厚生こうせい労働ろうどう省しょうは輸送ゆそうにかける時間じかんを原則げんそく3時間じかん以内いないとしたうえで運送うんそう業者ぎょうしゃに委託いたくすることも認みとめていて、一部いちぶの自治体じちたいはバイク便びんやトラックでの輸送ゆそうも計画けいかくしているということです。

こうした中なか、都内とないのバイク便びんなどを運営うんえいする会社かいしゃでは2月つきに入はいって都内とないの2つの自治体じちたいからワクチンの輸送ゆそうについて相談そうだんの電話でんわを受うけたということです。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうはアメリカの製薬せいやく大手おおてファイザーのワクチンについて医療いりょう機関きかんなどで専用せんようの冷凍庫れいとうこを使つかってマイナス75度ど前後ぜんごで保管ほかんし、必要ひつように応おうじて2度どから8度どの冷蔵れいぞう状態じょうたいで接種せっしゅを行おこなう診療しんりょう所しょなどに輸送ゆそうするよう自治体じちたいなどに求もとめています。

この会社かいしゃでは実際じっさいに自治体じちたいから依頼いらいがあった場合ばあいには断熱だんねつ材ざいで囲かこった保冷ほれいボックスに保冷ほれい剤ざいを入いれて対応たいおうし、2度どから8度どの冷蔵れいぞう状態じょうたいを保たもつため、保冷ほれいボックスの中なかに入いれた特殊とくしゅな温度おんど計けいでドライバーがスマートフォンで温度おんどを確認かくにんすること、さらに発泡スチロールはっぽうすちろ-るやゴム製せいの衝撃しょうげき吸収きゅうしゅう剤ざいで衝撃しょうげきに対応たいおうすることなどを検討けんとうしています。