スピンクスさんは5年にわたって前立腺がんなどの闘病生活を送っていました。息を引き取る際には妻や親友、家族がそばにいたということです。
スピンクスさんは米ミズーリ州セントルイスの出身。1976年のモントリオール五輪に出場し、ライトヘビー級で金メダルを獲得しました。
1978年2月には米ネバダ州ラスベガスでモハメド・アリと対戦して勝利し、ヘビー級王者となりました。アリ戦はプロとしては8戦目で、ボクシング史上最大の番狂わせの試合のひとつとなりました。
7カ月後に行われた再戦ではアリが勝利し、王者に復活しています。
スピンクスさんは1981年にもヘビー級王者をかけて試合に臨んだが敗北しました。
スピンクスさんは1995年に引退。生涯の成績は26勝17敗3分。KO勝ちは14試合。