ミャンマーで軍のクーデターが起きてから1週間です。抗議デモが拡大するなか、警察が威嚇発砲してけが人が出るなど緊張が高まっています。
ミャンマー各地では7日、軍への抗議やアウン・サン・スー・チー氏らの解放を求めるデモが行われました。
最大都市のヤンゴンでは、これまでで最大規模となる数万人が参加して抗議の声を上げました。
タイとの国境にある南東部のミャワディーでは警察官が威嚇のために銃を発砲し、参加者が逃げ惑う事態も発生しました。
現地メディアによりますと、この混乱で約10人が負傷したということです。
クーデターから1週間となる8日も各地でデモや大規模なストライキが呼び掛けられていて、緊迫した状況が続いています。