일본어 뉴스: ワクチン厚労省年代などに応じた方針 “15分間経過観察を“

ワクチン厚あつ労ろう省しょう年代ねんだいなどに応おうじた方針ほうしん “15分間ふんかん経過けいか観察かんさつを“

Feb 15, 2021 19:02

Furigana

アメリカの製薬せいやく大手おおてファイザーなどが開発かいはつした新型しんがたコロナウイルスのワクチンについて、厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、海外かいがいで接種せっしゅを受うけた人ひとでまれに重おもいアレルギー反応はんのうが報告ほうこくされていることから、接種せっしゅのあと少すくなくとも15分間ふんかんは経過けいかを観察かんさつするよう自治体じちたいに求もとめることになりました。これは、15日にち開ひらかれた厚生こうせい労働ろうどう省しょうの専門せんもん家か会議かいぎで決きまりました。

厚生こうせい労働ろうどう省しょうによりますと、ファイザーのワクチンについて、アメリカでは先月せんげつ18日にちの時点じてんで、20万まん回かいの接種せっしゅにつき1件けんの割合わりあいで、接種せっしゅをした人ひとに「アナフィラキシー」と呼よばれる重おもいアレルギー反応はんのうが出でたことが報告ほうこくされています。

このうち90％は、接種せっしゅから30分ふん以内いないに発生はっせいしていたということです。

これを受うけて厚生こうせい労働ろうどう省しょうは、接種せっしゅを行おこなう自治体じちたいに対にたいし、過去かこに重おもいアレルギー反応はんのうがあった人ひとについては接種せっしゅ後ご、30分間ふんかん経過けいかを観察かんさつするよう求もとめることを決きめました。

そのほかの人ひとも、少すくなくとも15分間ふんかんは経過けいかを観察かんさつし、症状しょうじょうが出でた場合ばあいは直ただちに救急きゅうきゅう処置しょちを行おこなうとしています。

このほか、予防よぼう接種せっしゅ法ほうに基もとづいて接種せっしゅを受うけるよう努つとめる「努力どりょく義務ぎむ」を課かす人ひとは、16歳さい以上いじょうとしました。

妊娠にんしん中ちゅうの女性じょせいについては、国内外こくないがいの治験ちけんのデータが不足ふそくして胎児たいじや本人ほんにんへの影響えいきょうが明あきらかになっていないことから努力どりょく義務ぎむの対象たいしょうとせず、本人ほんにんが医師いしと相談そうだんして慎重しんちょうに判断はんだんしてもらいたいとしています。