仙台市は、
市内に
ある2つの
浄水場で
油のにおいが
確認され
給水を
停止した
影響で、すでに
断水している
宮城県の
塩釜市や
多賀城市に
加えて
仙台市の
一部地域でも17
日の
午前0
時から8
時まで
断水する
見込みだと
発表しました。
今月13
日の
地震で
民家の
灯油タンクが
破損し
水源に
灯油が
流れ込んだことが
原因とみられるということです。
仙台市によりますと、16
日午前9
時半ごろ、
いずれも
青葉区に
ある国見浄水場と
中原浄水場で
職員が
油のにおいを
確認しました。
2つの浄水場が取水している大倉ダムの下流にある大倉川からも同じように油のにおいが確認されたため、仙台市は午前10時ごろから取水を取りやめ、浄水場からの給水を停止しています。
この油の影響で、同じ川から水を引いている塩釜市全域の2万1000戸と、多賀城市の一部の地域およそ2600戸で16日午後5時ごろから、断水しています。
仙台市は午後6時半から記者会見を開き、仙台市青葉区と太白区のそれぞれの一部地域でも17日の午前0時から8時にかけて断水する見込みだと発表しました。
対象になるのは仙台市西部の1万8600戸で、仙台市は、水のくみ置きをするよう呼びかけています。
またこれまでの調査で、13日の地震によって民家にある灯油タンクの配管が破損し、最大で250リットルの灯油が大倉川に流れ込んだことが原因とみられるということです。