
「Pandora」は、身代金要求型のコンピューターウイルス、ランサムウエアを使って企業などのデータを暗号化して見られなくするサイバー攻撃を行い、要求した身代金が支払われない場合は盗み出したデータを公開すると、脅迫する手口で犯行を行っているとされています。
デンソーは、NHKの取材に対して「ドイツにある拠点でネットワークへの第三者の不正アクセスを確認している。状況や影響の有無について、現在調査している」とコメントしています。
ランサムウエアによるサイバー攻撃をめぐっては、先月もトヨタ自動車の取引先の「小島プレス工業」が被害を受け、トヨタが国内のすべての工場を一時、稼働を停止する事態になりました。
デンソーも、トヨタの主要な取引先で、自動車の部品メーカーが狙われるケースが相次いでいます。