仏エネルギー大手トタルエナジーズは22日、ロシア産の原油や石油製品の購入を遅くとも今年末までに停止すると発表しました。
同社は声明で、ウクライナ情勢が悪化していることと代替供給源があることから、できるだけ早くロシアからの購入を完全に打ち切るため、新たな購入契約や契約更新の中止を決めたと述べました。
ロシア産以外で、サウジアラビアとの合弁会社が精製する軽油などを調達するとしています。
ただし天然ガスについては、今後2~3年はロシア産がストップすれば欧州のエネルギー供給に影響が出るとして、購入継続の方針を示しました。