米電気自動車(EV)テスラは22日、ドイツ首都ベルリンの郊外にある工場で、自動車生産を開始しました。この工場では「モデルY」の製造を行います。
同工場の生産能力は年間50万台規模で、最大1万2000人を雇用する計画です。工場の生産能力は米カリフォルニア州や中国・上海にある工場と同程度です。テスラは米テキサス州オースティンでも工場を建設中で、近く操業が始まる見通しです。
生産能力の向上はテスラの成長につながりそうです。テスラが2021年に販売した自動車の台数は93万6000台と、20年の49万9550台からおよそ2倍となりました。