日本に住む外国人の子どもが学校に通っているか国が調べました。去年5月に、小学校と中学校に通う年齢の子どもは約13万人いました。この中で、学校に通っていない子どもや、通っているかどうかわからない子どもが約1万人いました。2年前より約1万人少なくなりました。
このほかに国は、親や自分が外国の出身で、日本語を教える必要がある子どもについても調べました。この中で、障害がある子どものための「特別支援学級」で勉強する子どもは、約5.1%いました。日本語を教える必要がない子どもの約3.6%より高い割合でした。この割合を国が調べたのは初めてです。
専門家は「子どもに何か問題がある場合、障害のためか、ことばや文化が違うためかわかりにくいと学校は言っています。国はしっかり調べてほしいです」と話しています。