NHKの
新年度・
令和4
年度の
予算は29
日の
参議院総務委員会で
自民党、
立憲民主党、
公明党、
国民民主党などの
賛成多数で
承認されました。
NHKの令和4年度予算は
事業収入 事業支出ともに6890億円の収支均衡の予算となっています。
▽「新しいNHKらしさ」の実現に向けた新たな番組の開発や
▽「命と暮らしを守る」報道や地域情報の発信の強化
それに
▽インターネットに接続されたテレビでも「NHKプラス」を視聴できるようにするサービスの拡充などに
必要な経費が盛り込まれています。
このNHK予算は29日の参議院総務委員会で質疑のあと採決が行われ、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党などの賛成多数で承認されました。一方、日本維新の会、共産党は反対しました。
また委員会では付帯決議を決めました。
付帯決議ではNHKに対し
▽繰越金や今後の事業収支見通しと、新型コロナの影響などを踏まえ受信料の引き下げの内容を早期に具体化すること。
また
▽常時同時配信などのインターネット活用業務を行う際には社会実証の結果や民間放送事業者などの見解に十分留意しつつ適切に実施すること。
それに
▽相次ぐ自然災害や新型コロナの現状に鑑み、いかなる事態においても放送・サービスが継続されるよう地方局と連携し、放送設備と体制の強化を図るとともに正しい情報を国民・視聴者に伝達することなどを求めています。