町は
法律に従って先月29
日に
消防計画を
提出し、26
日移転後に
初めてと
なる消防訓練を
行いました。
訓練は庁舎3階の印刷室から出火したという想定で職員などおよそ200人が参加しました。
訓練の開始とともに非常ベルが鳴らされ、逃げ遅れた人がいないか声をかけあいながら庁舎の外に避難しました。
また、消防署員から被害の拡大を防ぐために何をしたらいいのか指導を受けたあと、実際に消火器を操作して初期消火の対応を確認していました。
平野公三町長は「震災で多くの職員を亡くした大槌町としては、職員や町民の命を守るため定められたことはきちんとやらなければならないと反省しています。そのうえで今後も命を守る取り組みを進めていきます」と話していました。
大槌町では今回の訓練を踏まえて課題などを検証し、ことし11月に再び訓練を行う計画です。