【停電 沖縄県】3日7:00時点
沖縄電力によりますと台風6号の影響で3日午前7時の時点で沖縄県内すべての戸数のうちおよそ26%にあたる16万4210戸が停電しています。
【停電 鹿児島県】3日7:00時点
九州電力によりますと台風6号の影響で鹿児島県内では3日午前7時の時点で
▼和泊町でおよそ3980戸
▼知名町でおよそ2410戸
▼与論町でおよそ950戸の合わせておよそ7340戸で停電しています。
【被害 沖縄県】3日4:00現在 強風で車庫が倒壊 男性死亡
NHKが警察や消防に取材したところ、3日午前4時現在、沖縄県内では台風6号による影響で2人が亡くなったほか、58人がけがをしました。
大宜味村の住宅では1日、この家に住む90歳の男性が倒壊した車庫のトタン屋根の下敷きになり、病院に搬送されましたが、死亡しました。
警察は台風の強風で車庫が倒壊した可能性があるとみて、詳しい原因を調べています。
また、うるま市では、1日の夜、89歳の女性が、停電した家の中でろうそくを使用していたところ火事になり2階建ての住宅が全焼しました。
女性はやけどをして病院で治療を受けていましたが、2日、死亡しました。
宜野湾市では2日、20代の男性が倒木の撤去作業中に風にあおられて転倒し左腕を骨折したほか、八重瀬町では、40代の男性が屋根で作業をしていて滑った際に足を切るけがをしたということです。
中城村では1日、家の中にいた40代の男性が割れた窓ガラスの破片で額を切るけがをしたということです。
【被害 鹿児島県】2日17:00現在 2人がけが 空き家が全壊
鹿児島県内ではこれまでに2人がけがをしたほか、空き家が全壊する被害も出ています。
沖永良部島にある知名町役場によりますと、2日午前10時半ごろ84歳の女性が避難所から病院に向かうために外に出たところ、風にあおられて転倒し、右肩を骨折したということです。
また、消防によりますと沖永良部島の和泊町では、2日午前10時すぎ、
71歳の女性が車から荷物を取ろうとしたところ風にあおられて転倒しました。女性は腰などを強く打っていて病院に搬送され治療を受け、命に別状はないということです。
このほか、与論町役場によりますと、2日午後0時半ごろに住民からの連絡を受けて役場の職員が現地で確認したところ、那間集落で木造1階建ての空き家が風にあおられて全壊したということです。
また、この空き家の屋根は、およそ50メートル離れた畑に飛ばされていたということです。