調査にあたった運輸安全委員会函館事務所の八田一郎船舶事故調査官は「日ロ双方の船の見張りの状況が調査の重要なポイントで、関係者から事情を聞いた。内容については言えないが、調査には全面的に協力が得られた」と話していました。
運輸安全委員会は、現地での調査を29日でいったん終了しますが、解析の結果、必要があれば追加の調査を行って事故調査を進めるということです。
今月26日、紋別市の沖合で毛ガニ漁をしていた漁船の「第八北幸丸」(9.7トン)とロシア・サハリンのネベリスク船籍の運搬船「AMUR」(662トン)が衝突し、漁船の乗組員3人が死亡しました。
2隻の船が停泊している紋別港では29日、国の運輸安全委員会による本格的な調査が行われました。
調査にあたった運輸安全委員会函館事務所の八田一郎船舶事故調査官は「日ロ双方の船の見張りの状況が調査の重要なポイントで、関係者から事情を聞いた。内容については言えないが、調査には全面的に協力が得られた」と話していました。
運輸安全委員会は、現地での調査を29日でいったん終了しますが、解析の結果、必要があれば追加の調査を行って事故調査を進めるということです。