Báo tiếng Nhật: 尾身会長東京五輪・パラ“人流増え感染拡大のリスクある”

尾身おみ会長かいちょう東京とうきょう五輪ごりん・パラ“人ひと流りゅう増ふえ感染かんせん拡大かくだいのリスクある”

May 31, 2021 14:05

Furigana

東京とうきょうオリンピック・パラリンピックをめぐり、政府せいふの分科ぶんか会かいの尾身おみ会長かいちょうは、参議院さんぎいん決算けっさん委員いいん会かいで、開催かいさいに伴ともない都道とどう府県ふけんをまたぐ人ひとの流ながれが増ふえることで感染かんせんが拡大かくだいするリスクがあるとして、対策たいさくの検討けんとうを急いそぐ必要ひつようがあるという認識にんしきを示しめしました。

“対策たいさく検討けんとうを急いそぐ必要ひつようある”

この中なかで政府せいふの分科ぶんか会かいの尾身おみ会長かいちょうは、選手せんしゅやスタッフが外部がいぶと接触せっしょくできないようにする、いわゆる「バブル」と言いわれる状態じょうたいを作つくることで、競技きょうぎ場じょうなどでの感染かんせんリスクを一定いってい程度ていど、コントロールすることは可能かのうだという認識にんしきを示しめしました。

そのうえで尾身おみ会長かいちょうは「最もっとも重要じゅうようなことの一ひとつは『バブル』の中なかではなく、オリンピックの開催かいさいに伴ともなう地域ちいきで、人ひと流りゅうや接触せっしょくの機会きかいがどうなるかであり、普通ふつうにしておけば、人ひとの流ながれが増ふえて、接触せっしょく機会きかいが増ふえることはほぼ間違まちがいない」と指摘してきしました。

そして「オリンピックは特別とくべつで、普通ふつうのイベントとは違ちがうし、連休れんきゅうもある。県けんを越こえた人々ひとびとの動うごきで感染かんせんが拡大かくだいするリスクは当然とうぜんあり、どのような対策たいさくをとるのか、今いまから考かんがえておいた方ほうがいい」と述のべ、対策たいさくの検討けんとうを急いそぐ必要ひつようがあるという認識にんしきを示しめしました。