ECB=ヨーロッパ中央銀行は.075%の利上げを決めました。3回連続の大幅利上げです。
ECBは27日の理事会で主要政策金利を.075%引き上げ、1.5%にすると発表しました。
7月にも.05%引き上げてマイナス金利政策を解除し、先月には1999年の通貨ユーロ誕生以来、初めてとなる.075%の利上げに踏み切っていました。
3回連続の大幅利上げで、大規模緩和を続ける日本との金利差がさらに拡大することになります。
ユーロ圏では9月の消費者物価指数が前の年の同じ月に比べて9.9%上昇していて、インフレの抑制が急務となっています。
一方で景気後退のリスクも高まっていて、IMF=国際通貨基金は2023年はドイツやイタリアでマイナス成長になるとの見通しを示しています。