岸田総理大臣は、ASEANとの
首脳会議などのため、11
日から
東南アジアを
訪問するのに
合わせて、
現地で
アメリカのバイデン
大統領と
首脳会談を
行うことになりました。
日米同盟の強化などに向けた連携を確認したい考えです。
岸田総理大臣は、ASEAN=東南アジア諸国連合との首脳会議やG20サミット=主要20か国の首脳会議、それにAPEC=アジア太平洋経済協力会議に出席するため、11日からカンボジア、インドネシア、タイの3か国を訪問する予定です。
松野官房長官は、記者会見で一連の会議について、「ロシアによるウクライナ侵略、北朝鮮による前例のない頻度と対応での弾道ミサイル発射を含め、地域・国際社会の喫緊の課題などに関する議論を深め、関係国と連携強化を確認する」と意義を説明しました。
また、松野官房長官は、今回の訪問に合わせて、現地でアメリカのバイデン大統領と首脳会談を行うことを明らかにしました。
政府としては、中国の海洋進出や北朝鮮による核・ミサイル開発などといった、東アジア情勢を踏まえ、日米同盟の強化などに向けた連携を確認したい考えです。
また訪問中、日米韓3か国による首脳会談のほか、ラオスやベトナム、カンボジア、ブルネイなどと個別の首脳会談を行うことも明らかにしました。