アメリカメディアによりますと、FTC(アメリカ連邦取引委員会)がフェイスブックは独占禁止法にあたる反トラスト法に違反しているとして訴えていた裁判で、首都ワシントンの連邦地裁は28日、訴えを退けました。
連邦地裁は「フェイスブックの市場占有率が市場の独占にあたる60%に達しているとするFTCの主張は推測だ」と指摘しています。
FTCはフェイスブックが所有する写真共有アプリ「インスタグラム」や、通信アプリ「ワッツアップ」の売却を求めていました。
これに対し、連邦地裁は「FTCはフェイスブックによるインスタグラムやワッツアップの買収を当時、阻止しようとしなかった」と反論しました。