ドイツ、シリア人を初めて強制送還
ドイツ政府は、シリアから来た男性を強制送還したと発表しました。
この男性は、ドイツで強盗などの罪で有罪になり、刑務所に入りました。刑期が終わった後、ドイツからシリアに戻されました。
2011年にシリアで内戦が始まってから、ドイツはシリア人を強制送還していませんでした。シリアの治安が悪かったからです。しかし、去年12月にアサド政権が終わり、ドイツはシリアの新しい政府と話し合いをしました。そして、強制送還を始めることにしました。
2015年、多くのシリア人が戦争から逃げてドイツに来ました。当時のメルケル首相は、たくさんの難民を受け入れました。
しかし、今のメルツ首相は、移民や難民を厳しく管理する政策を進めています。