今月21日の
地震で
建物が
被害を
受け、
立ち入りができなくなっていた
鳥取県倉吉市の
商工会議所は
24日業務の
一部を
再開し、
企業の
被害状況の
調査を
始めました。
倉吉商工会議所の
鉄筋コンクリート3階建ての
建物は
建設から
50年近くがたち、
今月21日の
地震で
壁に
亀裂が
入るなどしたため、
立ち入りができなくなっていました。
24日、建築士が建物を詳しく調べた結果、階段と玄関周辺を除いて立ち入りができるようになり、商工会議所は業務を再開しました。会員になっている市内の企業を対象に地震の被害状況の調査を始め、まずは主な企業を中心に電話で聞き取りをすることにしています。商工会議所では被害状況を速やかに把握したうえで県や市と相談し、企業への支援策を打ち出したいとしています。
倉吉商工会議所の佐々木敬宗専務理事は、「商工会議所も被害を受け、ようやく業務が再開できたので、できるだけ早く企業の被害調査や支援に乗り出していきたい」と話していました。