日本新聞: ロシアの空爆で息子を失った母親の悲しみ

ロシアの空爆くうばくで息子むすこを失うしなった母親ははおやの悲かなしみ

N3 Aug 5, 2025 07:08 868

Furigana 翻译

ウクライナのクラマトルスククラマトルスクという町まちで、ロシアの空爆くうばくがありました。7月しちがつ22日にじゅうににちの朝あさ、アパートが攻撃こうげきされて、10歳じゅっさいのティムール君くんが亡なくなりました。ティムール君くんは、お父とうさんを戦争せんそうで亡なくし、お{ばあ}さんに会あうためにこの町まちに来きていました。次つぎの日ひには、お母かあさんのナスチャさんと一緒いっしょに首都しゅとキーウへ行いく予定よていでした。空爆くうばくのとき、ティムール君くんはお{ばあ}さんの部屋へやにいました。お母かあさんはその夜よる、別べつの部屋へやにいました。空爆くうばくのあと、ナスチャさんは急いそいで戻もどりましたが、ティムール君くんは助たすかりませんでした。ナスチャさんは「一緒いっしょにいればよかった」と自分じぶんを責せめています。ティムール君くんは動物どうぶつが大好だいすきで、キーウにはペットのネズミが2匹にひきいました。学校がっこうでは友ともだちを助たすける優やさしい子こでした。国連こくれんのユニセフによると、ウクライナの戦争せんそうで2700人にせんななひゃくにん以上の子どもこどもが死しんだりけがをしたそうです。ティムール君くんは新あたらしいお墓はかに眠ねむっています。町まちでは今いまも空爆くうばくが続つづいていて、人々ひとびとはとても不安ふあんな気持きもちで暮くらしています。

ロシアの空爆くうばくで息子むすこを失うしなった母親ははおやの悲かなしみ

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