ロシア
大統領府によりますと、プーチン
大統領は、
国の
安全保障政策を
話し合う安全保障会議を、10
日に
開催するということです。
議題の詳細については明らかにしていませんが、橋の爆発について、ウクライナ側によるテロ行為だとする見方を示したプーチン大統領が、新たな言及を行う可能性もあります。
一方、ロシア大統領府のペスコフ報道官は9日、国営のロシア通信から、橋の爆発を受けて、核の使用に関するドクトリン=基本原則が適用されるか質問されたのに対して「質問の設定のしかたが完全に誤っている」と述べ、明確な回答を避けました。
プーチン政権はこのところ核戦力の使用も辞さない構えで欧米を威嚇していて、前の大統領で安全保障会議のメドベージェフ副議長は、9月、核兵器を使用する条件について「核兵器で攻撃されたり、通常兵器を用いた侵略行為で国家の存立が脅かされたりした場合であり、大統領も明確にしている」とSNSに投稿しています。
「クリミア大橋」一部で通行再開も長い行列
爆発によって
橋の
一部が
崩落した「クリミア
大橋」では、
崩落を
免れた
一部で
通行が
再開されましたが、ウクライナ
南部のクリミア
側からロシア
側に
渡ろうとする
人たちの
車で
長い
行列ができました。
橋を渡ろうとして渋滞に巻き込まれたドライバーの男性は「家に帰らなければいけないのでまだここで待ち続けることになる。夜中には橋を渡れると思います」と話していました。
ロシア連邦捜査委員会“橋爆発はウクライナ特殊機関のテロ行為”
ロシアで
重大事件を
扱う連邦捜査委員会のトップ、バストルイキン
委員長は、プーチン
大統領への
報告の
中で、ロシアの
治安機関、FSB=
連邦保安庁とともに
爆発に
関与した
容疑者を
特定したとしたうえで「ウクライナの
特殊機関が
準備したテロ
行為だ。ロシア、
特にクリミアにとって
極めて重要な
民間のインフラの
破壊を
目的としたものだ」と
述べました。
また、組織的な犯行だとする見方を示したうえで、ウクライナの特殊機関に協力したロシア人などもいると主張しました。
プーチン大統領 橋爆発をウクライナ側のテロ行為と非難
ロシアが8
年前に
一方的に
併合したウクライナ
南部のクリミアとロシア
南部をつなぐ
橋で
起きた
爆発について、プーチン
大統領は9
日、
重大事件を
扱う連邦捜査委員会のバストルイキン
委員長から
報告を
受けました。
この中でバストルイキン委員長は「ウクライナの特殊機関が準備したテロ行為だ。ロシア、特にクリミアにとって極めて重要な民間のインフラの破壊を目的としたものだ」と指摘しました。
これを受けて、プーチン大統領は「ロシアの極めて重要なインフラの破壊をねらったテロ行為であることは疑いの余地がない。考案し、命令し、実行したのはウクライナの特殊機関だ」と述べ、ウクライナ側によるテロ行為だとする見方を示し、非難しました。
ザポリージャ原発 “送電線が復旧 送電網に接続される”
砲撃によって
送電線が
損傷し、
原子炉の
冷却などに
必要な
外部からの
電力供給が
失われていたウクライナのザポリージャ
原子力発電所について、IAEA=
国際原子力機関のグロッシ
事務局長は、9
日ツイッターで、
送電線が
復旧して
原発が
送電網に
接続されたと
明らかにしました。
このなかで、グロッシ事務局長は、送電線の復旧を歓迎したうえで、原発の安全をすみやかに確保すべきだと改めて訴えました。
ザポリージャ原発は、これまでも砲撃で一時的に外部電源が失われるなど安全性への懸念が広がっていて、グロッシ事務局長は近くロシアを訪れ、原発周辺を安全な区域に設定するための協議を行う予定です。
FSB “ロシア領土への攻撃が急増”と発表
ロシアの
治安機関FSB=
連邦保安庁は9
日、ウクライナと
国境を
接しているロシア
西部の3つの
州へのウクライナ
軍による
砲撃が、
今月に
入ってから
急増していると
発表しました。
それによりますと、ロシア西部のブリャンスク州、ベルゴロド州、それにクルスク州にある合わせて32の集落で、この1週間に100回以上の砲撃を受け、1人が死亡し5人がけがをしたとしています。
また、住宅や変電所などが損傷を受けたとしています。
米大統領「ハルマゲドン」発言 “新情報に基づくものではない”
アメリカのバイデン
大統領が、ウクライナ
情勢をめぐって「ハルマゲドン=
最終戦争」ということばを
使って、
いわゆる「キューバ
危機」
以来の
核の
脅威に
直面しているとの
認識を
示したことについて、ホワイトハウスのカービー
戦略広報調整官は9
日に
放送されたABC
テレビで「ロシアのプーチン
大統領が
核戦力の
使用を
決断したという
新たな
情報や
兆候に
基づいた
発言ではない。ウクライナの
戦場で
起きていることや、
ここ数日のプーチン
氏の
無責任で
無謀な
発言で、
緊張状態が
非常に
高いことを
受けた
発言だ」と
述べました。
そのうえで「われわれや同盟国は威圧を受けず、ウクライナの安全保障に必要な支援を継続していく」と強調しました。
一方、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部のクリミアとロシアをつなぐ橋で起きた爆発についてカービー氏は「われわれは報道以上に付け加えるものは持ち合わせていない」と述べ、コメントを避けました。
東日本と西日本 大気非常に不安定な状態 川の氾濫など十分注意
11日は関東で記録的な大雨となり、川の氾濫や浸水被害が相次ぎました。12日も東日本と西日本では大気の非常に不安定な状態が続き、特に東海では局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあります。低い土地や地下施設の浸水、川の増水・氾濫などに十分注意するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
N2
Source: NHK
1680
Sep 12, 2025 07:09
秋雨前線南下 日本海側はじめ太平洋側でも大雨の恐れ 警戒を
秋雨前線の影響で、東北から九州にかけての広い範囲で大気の状態が非常に不安定になり、断続的に激しい雨が降っています。前線は18日夜にかけてゆっくりと南下し、山陰や北陸など日本海側をはじめ、関東など太平洋側でも局地的な大雨となるおそれがあり、低い土地の浸水や土砂災害などに警戒が必要です。
N2
Source: NHK
1538
Sep 18, 2025 06:09
北~西日本の日本海側で大気不安定局地的に非常に激しい雨も
秋雨前線と低気圧の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に大気の状態が非常に不安定になり、北海道や東北で雨雲が発達しています。秋田県では猛烈な雨が降って「記録的短時間大雨情報」が発表されました。あすにかけて局地的に非常に激しい雨が降るおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意が必要です。
N2
Source: NHK
188
Sep 17, 2025 08:09
北~西日本 局地的に非常に激しい雨 北海道は線状降水帯おそれ
前線などの影響で広い範囲で大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に激しい雨が降っています。北日本から西日本では14日にかけて局地的に非常に激しい雨が降り、特に北海道では13日夜以降、線状降水帯が発生して災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。土砂災害や川の氾濫などに警戒が必要です。
N2
Source: NHK
1
Sep 13, 2025 11:09
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