パドレスは0対3の7回、キム選手のタイムリーツーベースなど4連打で同点に追いつき、さらにクロネンワース選手の2点タイムリーで勝ち越しました。
そして、8回を元阪神のスアレス投手が3人で抑えると、9回はヘイダー投手が3者連続三振で締めて5対3で勝ちました。
この結果、パドレスは第1戦に敗れたあと3連勝で、レギュラーシーズンでは5勝14敗と大きく負け越したドジャースを対戦成績3勝1敗で破り、24年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進みました。
この試合でパドレスが敗れた場合は、中3日で第5戦のマウンドに上がる予定だったことを明かし「5点を取って逆転する前のイニングに1回、家に帰って先に第5戦のあるロサンゼルスに移動しようかと思っていた」と話していました。 フィリーズとのリーグ優勝決定シリーズでは18日の第1戦に先発することが予想されていますが、ダルビッシュ投手は次回の登板について「いつも通り、あがりすぎることなく淡々とやっていきたい」と平常心を強調していました
そのガチョウが現れたのは第2戦、8回のドジャースの攻撃中にセカンドの後方に突然、舞い降りました。 ガチョウはしばらくグラウンドから動かず、ピッチャー交代の際に球場のスタッフによって捕獲されました。 パドレスはこの試合に勝つとそのままの勢いで連勝したことから、第4戦ではガチョウの置物3体を勝利を呼ぶ「幸運のガチョウ」としてベンチに置いたということです。 そして、この試合でも3点を追う7回に5点をとって逆転勝ちし、レギュラーシーズンで22ゲーム差をつけられたドジャースを破ってリーグ優勝決定シリーズへと駒を進みました。 ワイルドカードから勝ち上がったパドレスが「幸運のガチョウ」にあやかり、どこまで快進撃を続けるのか今後も注目されそうです。 ナショナルリーグはレギュラーシーズンで球団記録を更新する111勝をあげるなど圧倒的な強さで西部地区を制したドジャースをはじめ、ブレーブス、カーディナルスと地区優勝を果たした3チームがそろって敗退する波乱の展開となっています。
フィリーズは2回、今シーズン途中にエンジェルスから移籍したマーシュ選手のスリーランで先制し、その後も得点を重ねて快勝しました。 東部地区3位から勝ち上がったフィリーズはワールドシリーズ連覇をねらったブレーブスを破って12年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出です。 18日から始まるパドレスとフィリーズのリーグ優勝決定シリーズは7試合制で行われ、4勝したチームがワールドシリーズに進みます。
試合は両チーム無得点で迎えた延長18回、アストロズがペーニャ選手のホームランで決勝点を挙げ、6時間20分を超える熱戦を制しました。 21年ぶりにプレーオフに進出したマリナーズは3連敗を喫して、地区シリーズで敗退となりました。
ガーディアンズは2点を追う9回、3連打で1点を返し、さらにツーアウト満塁から前の試合で決勝タイムリーを打ったルーキー、ゴンザレス選手の2点タイムリーで試合を決めました。 ヤンキースは今シーズン、アメリカンリーグ新記録の62本のホームランを打ったジャッジ選手が、プレーオフに入って初ヒットとなるツーランホームランを打つなど試合を有利に進めましたが、リリーフ陣がリードを守りきれませんでした。
ダルビッシュ「今までで いちばんくらいうれしかった」
幸運の1羽の「ガチョウ」をベンチに
パドレスの相手はフィリーズに
アメリカンリーグ アストロズが6年連続のリーグ優勝決定シリーズ
ガーディアンズは王手 対ヤンキース